今日はabc小姐とランチ・デート。

デイ・サービスが終わってから、近くのファミレスで久々の密会となった。

今日のデイの参加メンバーの調子はとても良く、爺ちゃん婆ちゃんが気持ちよく歌ってくれると、こちらも元気を貰えて気分も上がる。

以前は闇雲に「年寄りと一緒にいると、精気を吸われる」と思っていたのだが、ここ2年ばかりでその考えは一掃されてしまった。

何事もそうなのだが、自分の思い込みというものは、なかなかその間違いに気づかないものだ。

パワーというものは、出し切らないと、新しいものが入ってこない仕組みになっているみたいで、思い切り歌って自分の持っているものを相手にぶつけると、それが良い形で相手に受け入れられ、そして空いた場所に、また新しい何かが湧いてくる。

相手の良いものも貰う事が出来る。

不思議だけど、何事もそうなのかも知れない。

古いものをいつまでも、後生大事にしていても運勢が停滞してしまう。

だから、思い切って捨ててみる。

そうすると、また新しい運勢が動きはじめる。

そんな感じだ。

二年前に、大阪でぼんぼん先生にその事を言ったら、「そうやで〜、それでええんや。解ってよかったなぁ」と、エラク感激してくれた。

でも、私だって死ぬ思いをしなければ、この事を本当に「腑に落ちて」理解する事はなかったのだ。

人の「気づく」年齢は、本当に人それぞれ。

歩いている道は、みな違うのだ。

abc小姐は今、スポーツクラブのイケメン・インストラクターに目を付けている。それも二十歳の娘と2人で。

・・・・・似たもの母娘だなぁ・・・。

誰に似てるの?と聞いたら、「美少年の恋」の警官。と言う。

ああ、くれひこそ だね。

そう、くれひこそ。

呉彦祖は香港の誇る美形。本当に美しい男の子。

だがの、広東語勉強してるんだったら、広東語読みしようよ我。(ーー;)

「でさぁ、くれひこそは、あれにも出てたでしょ。黄秋生が刑務所長役してたあれ」と、abc小姐が何か思い出したがっている。こういう状況の時、姐さんの頭脳は混線を極めるのが常だ。

「黄秋生が所長役で、可愛い金城武をネチネチいぢめるのは別の映画だよ」と答えると、とたんに記憶がクリアーになった姐さん、おおきな声でさけんだね。

「そうだ、オ・マンタも出てたよねっ」

「ン・マンタ(呉孟達)ですけど・・・」

おまんた出したら大変だよぅ(@_@;)

ファミレスのランチ真っ最中に、何言っとんのよ。

その後も、小姐お気に入りの魚屋、黒潮トニー(仮名)が最近年取ってヨレて来て、さらにセクシーになったとか、若い男の子と会うと精気を吸えるから肌の調子が良いとか、アホアホ話に花が咲きまくる。

・・・? 結局年寄りは、若者の精気を吸っているって事だよね。

吸われれば吸われる程、良い男になるんだって、きっと。(希望)

森光子と東みたく。

こんな感じで、わしらはヨロヨロと、己の道を歩むのさ。

・・・・・トホホホホ。

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