キリコの風景

2004年3月1日 映画
VHS 日活 1999/01/22 ¥16,000

縁がありますねぇ

この世に生きている意味を考える時、必ずその元になる骨組みのような所で、この言葉が生きてくるものだ。

何故人は出会い、愛し、争い、別れ、そして再会するんだろう。

今、こうしてあなたと私が出会っているという事は、一体何を意味しているんだろう。

時間の流れと共に人は変わる。

嫌だと言っても、知らず知らずに変わってしまう。

それは、誰にも止める事が出来ない定めなのだと思う。

別れて、よりを戻した所で、以前と全く同じ様には行かない。

お互いに、別々の時間を過ごしている間に、少しずつ変化しているからだ。

そこからまた新しい関係が築ける場合もあれば、全く見ている方向が違ってしまっていて、手の施しようが無い場合もある。


私とヒロの場合も、こんな風に、手の施しようが無くなっているのかも知れない。


この六年間、良い夢見させてもらったよ


今朝方、裏の畑から馬鹿に良い匂いがするので窓を開けて見ると、数本の低木の桃と桜の花が満開に咲いていて、辺り一面桃の香りという夢を見た。

ふわっと香る一面ピンクの花達の美しい事。


これは、吉兆。間違いなし。


今ヒロが好きな人と、安定した生活を送っているのなら、そして、私を以前の様に友人の一人として迎える気も無いのなら仕方が無い。私がそれ以上あなたの人生に踏み込む権利は無いもの。

でも、私の心は、この映画の主人公と同じだ。悲しい程に。

香港映画の「君のいた永遠」の主人公とも同じ、全く同じ。



「君のいた永遠」の監督兼主役のシルビア・チャンと「キリコの風景」の主役杉本哲太と私が同じ誕生日っていうのも、なんか感慨深いよなぁ・・・・・。

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