友達の父が、数年前山からアケビの木を抜いて庭に植えた事があった。

実のなる木が欲しかったのか、単にアケビが好きだったのかは知らないが、暫くすると当人が脳梗塞になってしまった。

比較的軽い方で大事には至らなかったのだが、そんな時有る人から「アケビの木が庭にあると、その家の人が頭の病になる」と言われたのだとか。

ビワの木があると病人が絶えないという話は聞いた事があって、でもそれは効能のある葉が欲しくて庭に植えていたのが、いつの間にか変化してしまったからだろうと、たかをくくつていたのだが、お父さんの様子がいよいよ怪しくなって来た。

で、彼も何となく気になり始めたので、いっその事抜いてしまおうと根元を掘り始めたら、これが物凄い根の張りようで悪戦苦闘したのだとさ。

やっとの事で抜ききって、気持ち悪かったのでゲンを担いで塩まいて焼いてしまった。

そしたら、その日を境にお父さんの頭がクリア〜になって来て、今では元通りの生活が出来るようになったと言う。

ホンマかいな〜

ってその時は聞いてたけど、ものは試しにと、脳癌にかかった義妹にも庭にアケビが無かったか聞いて見た。

私達が喧嘩をする直前にその家を中古物件で買った為、私と師父は遂に行く事がなかったのだが、何度か行った事のある義弟夫婦に言わせると、なんだかとんでもない家だったらしい。

先ず、夜逃げしたのか家財道具がすっかり残されていた。

お風呂場がカビだらけだった。

家の中も外も、リフォームされていなくて、昨日まで誰かが住んでいた感じのする家だった。

だから当然、庭には訳の判らない植物が植えられていた。

義妹の癌が判ったのがその家に越して4年目位の頃で、治療を続けながらも住んではいたのだが、肺に転移してからは、ローンと治療にかかる費用が大変な負担になってしまい、遂に自己破産申請を出して、実家に転がり込んでしまったのだ。

脳への転移が判ったのは、実家に移って3ヶ月目の頃。まだ引越しの荷物もそのまま前の家に残っているのだとか。

実家の庭にアケビは無い。でもあちらの家にはと聞くと、なんと

有ると言うではないか。

うっぴゃ〜、本当かな〜

でもまぁ、もう捨てた家だしね、きっとこれから良くなっていくさ。

でも、庭にアケビがあって、家族に・・・、あと1人いたぞっ。

偶然かしら、でもこの世に偶然は無いって言うし・・・

四柱推命で木の意味する病は、ずばり「頭」。

不足したり多すぎたりで、ノイローゼや神経症やらを見るのだが、勿論機能的な病気も見る。

はぁ〜、そんなものかしらん。

もっとデーターを集めたい気がしてきたぞ〜

お家にアケビの有る方、お頭の病気にお気をつけあそばし。

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