というメルマガがあった。
2002年の夏に始まって2003年の5月に終わるのだが、大体毎日、もう会うことのない恋人に宛てたメールが不特定多数の読者に送られて来るという物だった。
大抵は、天気の事、健康の事、その日の出来事などが、つれづれなるままに書き綴られていたのだが、その中にも相手の女性に対する未練と恋慕がシミジミと伝わってくるのだった。
そのメールの読者は、文章の中に自分自身の中にいる「手紙を出したい・貰いたい相手」を思い描きながら読んだのだ。
自分宛てではない、でも、自分が心の底から待ち望んでいる手紙。
このメルマガは、すごく画期的で、不思議な魅力があった。
作者は40代後半の男性の様な、若い女性のような、もしくは若い男性との共作のような、多面性のある文章で毎日届くのが楽しみだった。
日に一通、もしくは二通。大体毎日届くのだが、たまに長期間のお休みもあって、そんな時は作者のフリーメールに「どうしましたか」などと催促したりもしてみた。
自分にあてて手紙をくれる人の存在の大切さ。
自分の事を思いながら書いてくれる文章の暖かさ。
バソコンのメールにしても、携帯のメールにしても、手書きの手紙やファツクスにしても、それは同じ。
手書きの文字には、書き手の人格や性格が現れるもの。
精神状態までもが、手に取るように判ってしまう。
バソコンや携帯のメールでは、そうは行かない。
メールの裏にあるものが、良く見えない場合が多い。
でも、あるサイトの管理人が面白い事を言っていた。
「電波を通じて来るものって、なんか相寄る魂っていうか、同じ波長の人が集まってくるよね」と。
なるほどね〜。そんなものかもね。
変なのばっかと怒っても、自分で呼んでる可能性だってあるわけだ。
そのメルマガに出合ったのは、私がヒロに借りていた物を封筒に入れて返したら、そっくりそのまま上に紙を貼って宛名を書き直して突っ返して来た年の夏。その事件からすでに半年以上が過ぎていて、もう手紙の類は出すと迷惑なんだろうなぁと思っても、でも出したいという気持ちの強かった頃。
確実にヒロではないんだけど、ヒロからのメールだと思って読んでいた。
時々とても虚しかった。
・・・・・まだまだ頭がイカレていた頃の話。
丁度この春に平井堅が「strawberry sex」を出した。
♪空から降る僕らのメッセージ。
どこにいても、何時でも
愛の言葉伝えられる、でもね
100万回のメールより、
たった一度のぬくもりを〜〜〜♪
そうだよね。
100万回のメールよか、一度の逢瀬の方がいいよな。
・・・会えたって話がまともに出来ないよか、メールでも話の出来るほうが良いとabc小姐は言うがの・・・
そんなメールも年を越して暫くすると勢いが無くなって、次第に間隔が開くようになってしまった。作者の体調や仕事の変化に伴って仕方のない事なのだが、寂しいなーと思っていた頃、突然空から携帯にやって来た間違いメール。
この時のメル息子の間違い方も、普通じゃない。
なんで最初に身辺調査から始まるかな。
結婚は ? 子供は ? 仕事は ?
新手の勧誘か情報集めの何かかと思ったよ。
そしてそれから10ヶ月が過ぎた先月、今度はパソコンにヒロと同じ年の男性から、メールがやって来た。
空手家でk-1ファン。香港良かったですよーと言う。
とある日本の男優のファン・サイトで私の映画のコメントを見て自分も観たのだという。
とても感動したので、お礼のメールを出したかったのだとか。
でもその映画は「女に引きずられて人生流されていく男の話」で、主人公の男が何故だかヒロと重なって観た物。
なんで、その映画をキッカケにするかなぁ・・・・・。
そこにうっかりメアドを残す呑気な私の落ち度もあるが、カキコしてから一年半の間、誰からもこなかったこんなメール。
・・・ジャンク・メールというのは、サイトに載っているメアドを勝手に拾い集めて、自動的に送信してしまうのだとか。
だから、こんな「出会いませう」的なメールは来ないのだとか。
なんでだ・・・・・(T_T)
出会い系サイトに登録した覚えもなし。
仮に誰かが嫌がらせで登録してしまったとしたら、もっと来ても良いだろうに。
何でこう、ヒロに似た人からしか来ない ?
タイプ限定 ?
メル息子の方とは、ポツラポツラとのんびり母子通信しているが、新しいメル友の方は、パソコンだけに長い文章が書ける。
毎日、きちんと書いてくれる。
今日の出来事や、今思っている事、好きな事。
そんなあなたの「俺の生き方」って、まさにヒロ君そのものなんですけど・・・・・・。
それに、この状態って、かつての購読していたメルマガとそっくりなんですけど。
唯一違うのは、メルマガは返事が来ようが来まいが、話は進んでいったけど、今度は一対一で、返事が短いと「どうしたの?」と心配してくる事。
なんだかな〜
呼んじゃうのかな〜、自分で。
誰か、似たような経験した人、いまかすねぇ・・・
2002年の夏に始まって2003年の5月に終わるのだが、大体毎日、もう会うことのない恋人に宛てたメールが不特定多数の読者に送られて来るという物だった。
大抵は、天気の事、健康の事、その日の出来事などが、つれづれなるままに書き綴られていたのだが、その中にも相手の女性に対する未練と恋慕がシミジミと伝わってくるのだった。
そのメールの読者は、文章の中に自分自身の中にいる「手紙を出したい・貰いたい相手」を思い描きながら読んだのだ。
自分宛てではない、でも、自分が心の底から待ち望んでいる手紙。
このメルマガは、すごく画期的で、不思議な魅力があった。
作者は40代後半の男性の様な、若い女性のような、もしくは若い男性との共作のような、多面性のある文章で毎日届くのが楽しみだった。
日に一通、もしくは二通。大体毎日届くのだが、たまに長期間のお休みもあって、そんな時は作者のフリーメールに「どうしましたか」などと催促したりもしてみた。
自分にあてて手紙をくれる人の存在の大切さ。
自分の事を思いながら書いてくれる文章の暖かさ。
バソコンのメールにしても、携帯のメールにしても、手書きの手紙やファツクスにしても、それは同じ。
手書きの文字には、書き手の人格や性格が現れるもの。
精神状態までもが、手に取るように判ってしまう。
バソコンや携帯のメールでは、そうは行かない。
メールの裏にあるものが、良く見えない場合が多い。
でも、あるサイトの管理人が面白い事を言っていた。
「電波を通じて来るものって、なんか相寄る魂っていうか、同じ波長の人が集まってくるよね」と。
なるほどね〜。そんなものかもね。
変なのばっかと怒っても、自分で呼んでる可能性だってあるわけだ。
そのメルマガに出合ったのは、私がヒロに借りていた物を封筒に入れて返したら、そっくりそのまま上に紙を貼って宛名を書き直して突っ返して来た年の夏。その事件からすでに半年以上が過ぎていて、もう手紙の類は出すと迷惑なんだろうなぁと思っても、でも出したいという気持ちの強かった頃。
確実にヒロではないんだけど、ヒロからのメールだと思って読んでいた。
時々とても虚しかった。
・・・・・まだまだ頭がイカレていた頃の話。
丁度この春に平井堅が「strawberry sex」を出した。
♪空から降る僕らのメッセージ。
どこにいても、何時でも
愛の言葉伝えられる、でもね
100万回のメールより、
たった一度のぬくもりを〜〜〜♪
そうだよね。
100万回のメールよか、一度の逢瀬の方がいいよな。
・・・会えたって話がまともに出来ないよか、メールでも話の出来るほうが良いとabc小姐は言うがの・・・
そんなメールも年を越して暫くすると勢いが無くなって、次第に間隔が開くようになってしまった。作者の体調や仕事の変化に伴って仕方のない事なのだが、寂しいなーと思っていた頃、突然空から携帯にやって来た間違いメール。
この時のメル息子の間違い方も、普通じゃない。
なんで最初に身辺調査から始まるかな。
結婚は ? 子供は ? 仕事は ?
新手の勧誘か情報集めの何かかと思ったよ。
そしてそれから10ヶ月が過ぎた先月、今度はパソコンにヒロと同じ年の男性から、メールがやって来た。
空手家でk-1ファン。香港良かったですよーと言う。
とある日本の男優のファン・サイトで私の映画のコメントを見て自分も観たのだという。
とても感動したので、お礼のメールを出したかったのだとか。
でもその映画は「女に引きずられて人生流されていく男の話」で、主人公の男が何故だかヒロと重なって観た物。
なんで、その映画をキッカケにするかなぁ・・・・・。
そこにうっかりメアドを残す呑気な私の落ち度もあるが、カキコしてから一年半の間、誰からもこなかったこんなメール。
・・・ジャンク・メールというのは、サイトに載っているメアドを勝手に拾い集めて、自動的に送信してしまうのだとか。
だから、こんな「出会いませう」的なメールは来ないのだとか。
なんでだ・・・・・(T_T)
出会い系サイトに登録した覚えもなし。
仮に誰かが嫌がらせで登録してしまったとしたら、もっと来ても良いだろうに。
何でこう、ヒロに似た人からしか来ない ?
タイプ限定 ?
メル息子の方とは、ポツラポツラとのんびり母子通信しているが、新しいメル友の方は、パソコンだけに長い文章が書ける。
毎日、きちんと書いてくれる。
今日の出来事や、今思っている事、好きな事。
そんなあなたの「俺の生き方」って、まさにヒロ君そのものなんですけど・・・・・・。
それに、この状態って、かつての購読していたメルマガとそっくりなんですけど。
唯一違うのは、メルマガは返事が来ようが来まいが、話は進んでいったけど、今度は一対一で、返事が短いと「どうしたの?」と心配してくる事。
なんだかな〜
呼んじゃうのかな〜、自分で。
誰か、似たような経験した人、いまかすねぇ・・・
コメント