電気が切れました

2003年11月19日
台所の、本物の電気が、昨夜切れた。元の接触部分に問題が有るらしく、新品に替えても点かない。(T_T)


で、ローソク登場。


今朝はそのローソクのポワっとした明かりでご飯を作った。


山小屋みたいで良い雰囲気、なんかのんびり。


だがな、ただでさえ低血圧な私に、こんな呑気な明かりでいいのか。動作も遅い感じがするぞ。師父もつられてぼ〜っとして、出るのが遅れてあせった。

以前、神経がかなり参っていた頃、蛍光灯の明かりをとても不快に感じる時期があった。

あの「ちらつき」が、神経回路を刺激するんだそうな。デビッド・リンチはそこを上手く利用して、「ツイン・ピークス」の中で不安をあおるシーンを作っていたっけ。

明るいのはいいんだが、あまりに明るいのもいかがなものか。

香港のYMCA of H.K が改築した時、部屋の天井の真ん中に大きな蛍光燈が付けられた。明るくてサッパリしていいねとヨコピと話していたら、今年、取り外されていた。

間接照明がお気に入りのヨーロッパ人に不評だったのだろうか・・・。
最近、行燈やちょうちんの灯りを求める気持ちが強い。又少し、緊張が高くなっている証拠だ。

昔、人は神経を病むと、村はずれの森に行って、其処ですごしたそうな。

そして、しばらくするとシャンとした心になって帰って来る。

精神の病に効く薬は、森と水辺と、人との交流、そして、自分との対話だと思う。

私も、寸での所であちらに転びかけた時、踏みとどまらせてくれたのは、それらの「良薬」だった。


電気が切れたら、ロウソクの灯りで過ごすのもまた一興。

しかし・・・、台所の電気が暗いのは、ヤッパだめかも。料理の中に何が入るかワカランし・・・・・。

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