刑事コロンボ 第3話 構想の死角
刑事コロンボ 第3話 構想の死角
刑事コロンボ 第3話 構想の死角
1971年 Murder By the Book

監督 スティーブン・スピルバーグ

殺す人 
ジャック・キャシディ

殺される人達
マーティン・ミルナー
バーバラ・コルビー

文才のある作家と、そちらの才能は無いけど演出するのが得意な相棒。共著といいながらも、実はこう言うコンビたくさん有るのかもね。それでも得意分野を分け合って上手く行くなら何よりです。

わしも昔、とある本を作るために何ページか担当したけど、出来上がってみたら協会の代表者1人が書いた様になっててビックリした事が有りますよ。代表者から2人の共著にしましょうと言われた時に、わしゃ何人もの人が記事を書いてるんだから協会著でいいのでは?と言ったんだけど、出来たらこれだよ。

そのお方、前書きくらいしか書いてないんですけどね。

おまけにそれ以降事あるごとに「私が書いた」と代表者が言うので、わしが横から「みんなで書きました」といつも付け加えてたら、そのうちハブにされてしまいましたさ。

ま、昔の話ですのでね、どうでもいいんですが。

なので、これみてて「何だかなぁ」と。

文才無い人ほど本出したがるよね。(♪悪口)

犯人役のジャック・キャシディは笑顔からして悪人ヅラのハンサムさんで、実の息子ディビッドとも仲が悪かった様な良かった様な。仲が悪くても顔がよく似た親子って、ハタから見てても物悲しいよね。お二人とももう既に鬼籍なんですけど。

殺されちゃう本物の作家役は映画「哀愁の花びら」でメル・アンダーソンを演じたマーチン・ミルナー。昔のドラマでよく見た顔なんだよね。いい人そう。

犯人を強請ってついでに殺されちゃった田舎の雑貨店店主リリーさん役のバーバラ・コルビーは、アメリカのドラマで観たらそうそう忘れる事が出来ない個性的な顔立ち。昔ドラマでよく見かけたよなぁ。

のっぽで出っ歯でしゃがれた声。これを逆手に脇役として目立ってたよね。

色んな意味で欲かいて破滅した今回の犯人には全く同情すること出来ませんが、わしが関係した本を出した協会も、このコロナ禍の中で経営が立ちいかなくなり、ひっそりと解散してしまいました。

例の代表者さんは元の「一地方で頑張ってる人」に戻り、なんとなく平穏な毎日を送っている様です。それでいいのだと思います。

欲かくとロクな事にならないもんね。

わしにとっては「人の振り見て我が振り直せ」のいい先生でした。

コロンボ警部は、今回もお得意のオトボケかまして犯人を追い詰めて行きます。

おバカなフリしてる人には御用心ですな。


写真1 作家さんの別荘。気嵐の出るような風光明媚な所。
写真2 アメリカ人のソウルフード。こう言うデザインなんだ(ウフフ)
写真3 普通の民家でそのドア。開けるの重く無い?てか、開けてみたい。
   

地震、雷、火事、親父。
地震、雷、火事、親父。
地震、雷、火事、親父。
先週の土曜日の夜、久しぶりに雷が来て怖かったのでテレビやエアコンをけし、iPadの中に入れてある古〜いアメリカ南部のブルースを聴いてました。

出来るだけ音を小さく絞り、差し詰め何処かのラジオから漏れ出た音楽が流れて来た風を演出。(笑)


開けた窓からは結構涼しい風が入って来て、夏の終わりを感じるいい感じの夜風ですよ。

久しくこんな静かな夜無かったなぁとかぼんやり思いました。こういう時間って、自分にとって大切だったと改めて確認。

ここ数年、と言うか数十年、わしってば何小忙しくてせわしない心で過ごしてたんだろ。

やっぱHDDに映画詰め込みすぎだよね。(泣)

色んなところを身軽にせねばです。


で。

実は今週の水曜日に仲見世でボヤ騒ぎがありまして、ここで店が燃えたらわしゃ無職になるよな!とか考えて心がゾワゾワしてたら、木曜日の大地震!!!

いやー!本当にびっくりしましたさ。


これぞまさしく「地震、雷、火事、親父」だよなぁ。

でも、親父って怖い?昔は怖かったんだろか知らないけど、今わしをビビらす親父っているのかな?



写真1 仲見世ボヤ騒ぎの現場。火って生き物だよね!怖かった。
写真2 どの親父にも、こう言う可愛い時期があったろうと思うと、
   誰も全然怖くないです。

河神

2021年10月4日 華流ドラマ
河神
見たわー。

あれでお終いなのか………。斬新でカッコいい❤️

オカルトホラーで、なかなか面白かったですよ。

https://cdrama.biz/?p=8197

2017年の作品なんだけど、カルト教団によって天津の街が支配されるのを防ぐ青年達の活躍を描いて見応えありました。

天津にウィルスが蔓延………。うーーむ。今見ると感慨深いものがありますな。

ある船頭の話
ある船頭の話
ある船頭の話
2019年 キノフィルム

監督 オダギリジョー

柄本明 他

今年中にHDDの中で塩漬けされてる大量の映画を消化せねばとならぬとせっせセッセと観ております。

そんな中観たこの作品。オダギリジョー監督としか知らなくて見てたら、なーんかどっかで観た絵面。なんだこの懐かしい感じはと思いつつ見終わって知りましたがな。なんと撮影監督クリフストファー・ドイルだったのね〜(恥)

丁度美藤小姐の所で「花様年華」の話題が出てて懐かしくて、見直そうかなと思ってたんですよ。そしたら観たよドイルの絵を。

美しいわー。なんだろね、この人の感性。目に馴染むんだよね。

時代は大正から昭和辺りかな?変わりゆく地方の一風景と、そこで暮らす人々の営みとその変化を、まるで川のたゆたゆとした流れの様にしっとりゆっくり描き出していきます。

柄本明良いねぇ。それに意外な人が豪華に出演してて、見逃さない様にしないとなりません。

どこか初期のパゾリーニとかのイタリア映画を観てる気にもなりましたが、まぁ、そこはわしだけかもね。

ワダエミさんの衣装。そして静かに流れる曲、雨の音、足音、チンドンの音。

観てよかった〜。
刑事コロンボ 第2話 死者の身代金
刑事コロンボ 第2話 死者の身代金
刑事コロンボ 第2話 死者の身代金
Ronson for a Dead Man 1971年

殺す人 リー・グラント

殺される人 Harlan Warde ハーラン・ワーディ?読めん(泣)

最初のテレビ映画版から数年後に、またまたコロンボ警部の事件簿が単発ドラマとして登場。この時はまだレギュラー化されてなかったそうです。

警部若いよねー。

事件も最初は誘拐事件という事でFBIの管轄下となり、地元警察はお手伝い程度の役割に見えますがな。連絡係っぽ。

で、話が進むうちに殺人事件に発展したのでいよいよコロンボ警部が本格的に介入し出します。

語学学習用の機械にこんなの有ったなと言う電話機が出てきて、変に懐かしかったですよ。音声を録音してあるパンチシートを差し込むと、指定した時間に電話をかけてメッセージを相手に送る………。日本にも有ったのかね?電話ではなく、学習オモチャとして見た覚えはありますなぁ。それは勿論電話機ではなく、単にパンチシートを差し込むと正しい発音のネイティブが喋ると言う代物でしたが。

夫殺し役のリー・グラントは「哀愁の花びら」なんかに出てた美人さん。こう言うクールで非情な女似合いますね。


愛する父を殺したと彼女に疑いの目を向ける娘役はパトリシア・マチック。「白い肌の異常な夜」でクリント・イーストウッドをいたぶってた小娘の1人だわー!

この娘が食事しながら見てたテレビに映ってた映画はバーバラ・スタインウィックとフレッド・マクマレー主演の「深夜の告白」。後妻が保険金目当てに夫を殺害すると言う実際の事件を元にレイモンド・チャンドラー他が脚本書いてビリー・ワイルダーが監督した問題作。

やーねー。楽屋落ち?

今年の春観たばかりだったので、すぐわかりましただよ。

https://36711.diarynote.jp/202103060036392330/


殺される旦那さん役の人は「サヨナラ」なんかにも出てるらしいですね。

それと、何か意味があったのかなんなのかわからないんだけど、犯人の仕事部屋がグリーンを意識した色調になってて不思議な気持ちがしましたよ。

コロンボ警部の葉巻までグリーンなの。カーペットも椅子も、立ててある本の装丁も。そしてドアも!

この形のドアでグリーンに塗ってあるのを見た事なくて、おまけに塗装がやっつけ仕事みたいに雑で、余計に気になりましたさ。

監督か誰かの指示?暗号?

気になるわー。


写真1 「深夜の告白」観てます。
写真2 その廊下をズーーーっと行って初めの右にあるドアですって、おトイレは遥か   遠くにありそうだし、ノンバリアフリーだし、お屋敷に住むのって大変そう。

写真3 気になるグリーングリーン。
   



刑事コロンボ 第1話 殺人処方箋
刑事コロンボ 第1話 殺人処方箋
刑事コロンボ 第1話 殺人処方箋
Prescription Murder 1968年

殺す人 ジーン・バリー

殺される人 ニナ・フォック

共犯者 キャサリン・ジャスティス

日本でも大人気の「バークにまかせろ」の主役が殺人鬼!!!と、きっと当時は大騒ぎだったかも。( 我が家では)

で、コロンボ刑事が若い!当たり前だけど。ついこの前最終回を見たばかりだったので、この若さが物凄く新鮮ですよ。

遺産目当てに殺される奥様役のニナさんは「十戒」や「スパルタカス」「巴里のアメリカ人」なんかにも出てた美人さん。

しかし、今回のわし的目玉は犯人だと名乗りを挙げた精神疾患を持った男役のアンソニー・ジェームスー!!!

この人は色んな映画やドラマに顔を出してるんだけど、今まで名前を調べる事すらしなかったお方で、今回初めて知りましたよ。ギリシャ系で、昨年お亡くなりになってましたな。なんで気になるのかと思ってたら、なんと誕生日が1日違いでしたか!そーなのかー。

名前は平凡だけど、一度見たら忘れられない顔してます。「バニシング・ポイント」で最初のヒッチハイカーやってた人です。

で、調べててびっくりしたんだけど、ヒッチハイカー役でシャーロット・ランプリングも出てた?えーー。覚えてないなぁ、見直さないと解らん!


と言う事で、またまたわしのコロンボ・マラソン再開ですよ。結局好きなんだよね、このドラマ。この回は最初単発のテレビ用映画として出たのでテレビドラマシリーズ化される前ですが、これがコロンボの第1話です。

写真1 若いね〜
写真2 見晴らし良い豪邸に住むと傲慢になるのか?
写真3 アンソニー・ジェームスさん。実は好きなタイプ❤️
木村曙について
お掃除中に見つけた切り抜きファイルにあった木村曙さんの記事。この方の人生を映画化か演劇にした人いるのかな?

探してみよう。

こんな天才がカス男達の意地と沽券で潰されたなんて許せない。

高村光太郎の妻の智恵子さんもそうだけど、生まれた時期が悪かったのかそれともそれが課せられた試練だったのか………。


今、海の向こうでタリバンと戦っている女性達をどうサポートしようか思い悩んでいる時に、この人の人生を見つめ直す。

負けるな女の子達!

あ、男の子達もね。

それって当たり前なの?って、いつも何となく疑問を持ち続けようよね。そして言おう「私達はもう黙らない!」と。

日本の政治家もだよ!


台風被害やコロナ禍の最中に、何やってんだ自滅党は!





ゼイリブ

2021年9月21日 映画
ゼイリブ
1988年 アメリカ

監督 ジョン・カーペンター

何故かソフトで持たないで、テレビで放映されると必ず観てしまう不思議な作品。

そして、見る度にこの物語と現実が近づいている事に恐怖を覚えてしまう。

アンドロメダ辺りから来た宇宙人が「お遊び」で地球人に富と権力を与えて奴隷とし、それらを拒否しシステムからはみ出てしまった真っ当な良心を持つ人々は貧困に喘ぎ、なんの救済もされなくなってしまった世界。

恐ろしいのは地球侵略と言うよりも、単なるゲームとして地球人の欲望を弄んでいる所。

監視ドローンが飛んでたり、Apple Watchみたいな形の通信機兼空間移動装置があったりして、映画館で初見した1980年代当時は本当にSFの世界だった設定が、2021年には色々具現化している恐ろしさ。

なーーんか気持ち悪いんだよね。

もしかして、この作品は予言?とか思ったり。

https://www.youtube.com/watch?v=le7oK-xHnMQ

そんな事ありませんように(悲願)

紳士探偵L 魔都・上海の事件録
今気に入って観ている中国のドラマ。

それに自分の誕生日がポンと出てくると、なんか嬉しい。

が、その時のメンバーの衣装は厚手のコート着てたりして、とっても変。

30年代の上海の夏は寒かったのか?


https://www.bs11.jp/drama/detective-l/

7人の特命隊

2021年9月13日 映画
7人の特命隊
7人の特命隊
7人の特命隊
1968年 イタリア スペイン

監督 エンツォ・G・カステラーリ

主演 チャック・コナーズ
   フランコ・チッティ 他

顔が、、、黒い。

知らなかったこの作品。デジタルリマスター版が出たからテレビで放映したんだろうか?しかし、何でデジタルリマスター化出来たんだ?

こんなにどんぱちやり合って、仲間を殺し合って、何が楽しかったんだろう。

この時代の作品って、観終わる前に虚しくなるのが多いよなぁ。

写真1 プロリーグ時代のチャックさん。好きだわー
写真2 イタリアのスタント一家のハンサムボーイ
    アルベルト・デ・ラクア
写真3 いつも怪しいフランコ・チッティ
    この作品の彼はなんか可愛い



ブライト君情報
日曜日に、ブライト君に良く似た人を仲見世で見かけました。

隣に女の子が一緒に歩いてたんだけど、後ろ姿で顔は見えず。

ブライト君か?と思った人も、しっかりマスクしてたから「似てる」程度なんですが、背の高さといい眉といい目といい、そっくりだったよ。

2人の背の感じも、この感じだったし。

もしかしたら、来てた?

去年あたり別れた?みたいに言われてるけど、お似合いだよね。微笑ましいカップルだし、せっかくのご縁仲良くしてて欲しいよねぇ。

https://enjoy-healthy.com/2gether-bright-826
ジェーンが!?
ジェーンが軽い脳卒中!?

まだ逝かないでーーー!

https://amass.jp/150598/
ジャン・ポール逝く
ジャン・ポール逝く
ジャン・ポール逝く
遂に………。

お疲れ様でした。こちらからいなくなっても大好き❤

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6403788
ペイン・アンド・グローリー
ペイン・アンド・グローリー
ペイン・アンド・グローリー
2019年 スペイン

監督 ペドロ・アルモドバル

主演 アントニオ・バンデラス

世界中の映画祭でいろんな賞を受賞した傑作。アルモドバル監督も「これ作っておかないと!」と自身の人生からせっつかれたのかな?いいお話でしたよ。

実際の物語を織り交ぜながらのフィクション。だけど見る側は「こう言う事あったろうなぁ」とかついつい思いを馳せてしまいます。

この映画自体が監督を知ってたけど今は何処にいるのか判らない人に当てたラブレター。観て思わず「ああ!」って言いながら泣く人きっといるな、

いいねぇ、こういうの作れて。おまけにヒットするわ賞は獲るわ。

それもこれも、アルモドバル監督の積み上げた徳みたいなものかな?

監督のミューズ・アントニオが今回もいい味出してますよ。おじいちゃんなっても素敵❤️実際の本人はもっと若々しいんだけど、映画が始まってすぐの頃の満身創痍でヨレヨレしたじいさん風情から復活するまでの演じ分けがさすがに上手だよね〜

セットに使ったソファや絵なんかは、アルモドバル監督の私物が多く使われてるそうで、このセンス好きですわー。より自分に近い物を使う事で、それを見せたい人に当てたメッセージ性を感じる。その人今もお元気だといいね。

で、この中のキャストで「お!」っと思った青年エドゥアルド。まだ少年だった監督に字を教えてもらう役なんだけど、なんなのこの肉体美は?いくら左官だからって、身体綺麗過ぎだろう!?と調べたら、なんのことはない。

この子もアルモドバル監督の私物でしたよ。(照) いい子捕まえてるねぇ。アントニオはもう爺さんだし、若いエキスは誰にも必要。

深く納得。

お名前はCesar Vicente。カエサル・ヴィセンテって読むのかな?まだ日本に入ってくる映画の中では見つけられなかったんだけど、そのうち何かで(多分主にアルモドバル作品)で観られるかもね。ジョン・トラボルタを小粒にした様な可愛い顔してて、意外に小柄。綺麗な目をしています。

この美しい肉体を持つ美青年にパワーを貰って、と言うより吸って、更なる傑作を作るのかしら?楽しみだね〜。


観終わってしばし号泣致しました。なんだよう、泣かされちゃったよー!

写真1 出演者達。みんな楽しそう。
写真2 映画のワンシーンを描いた絵の前で喜んでる。
写真3 個人的に「この人ホンモノのゲイだな」と感じたシーン。

フジロックと愛知の音楽フェス。

感染者が出て来てますね。不気味。

愛知の方に出たこの方のお爺さまは、あのお方でしたか。

https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201906250000143.html

自分が善行を積んで云々とコメントしてましたが、それがこれですかね?

この世界的なパンデミックの中での、いやでも密状態になる野外コンサートですよね。煽ってた人もいたそうだし、嘘ついてお酒も売ってたし。

うーーーん。これこそチケット売って配信ライブにすれば良かったのにね。

この無駄遣い、誰が責任取るのよ!?

見通しが甘かった?間抜けなんでしょう?使わなければ医療機関に回すなり出来たはず。

特にコロナ患者を扱ってる病院に無償で提供するとか、やり様有ったでしょう?


バーカバーカバーカ!!!!!

本当にやんなっちゃうよ!


オリンピック用に用意したマスクや医療ガウンを棄てたんだってさ!(憤慨)それも500万円分も!
https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/general/news/202108310000472.html
コロナ自宅療養という名の放置で、どんどん亡くならなくていい人達が亡くなってるこの現状を、スガはユリコはどう思ってんの?

居た堪れないし、この件で責任を負わされる保健所や病院の人達の事を思うと、本当にやりきれない。

経済云々言う前に、その経済を回す役割の国民を見殺しにしてどうするよ?

本当にこの国の「上の人たち」はみんなバカになっちゃったの?

アフガンでも、日本に協力してくれた人達を見捨てたってホント?

諸外国では素早く難民としての救済活動してるよね?

なんなのこの国は!?

ある日突然、天罰食らって本当に日本は沈没しちゃうのかしら?なーーんか現実味を帯びて来た感じでいやだよーー。

https://www.asahi.com/articles/ASP8Z6VJFP8ZUTIL04L.html


カリフォルニア ジェンマの復讐の用心棒
カリフォルニア ジェンマの復讐の用心棒
カリフォルニア ジェンマの復讐の用心棒
1977年 イタリア

監督 ミケーレ・ルーポ

主演 ジュリアーノ・ジェンマ 

去年テレ東で深夜枠にやってた吹き替え版を録画したまま放置してて、やっと観ましたよ。

結論、いい話!佳作!

マカロニウエスタンも下火になった頃の作品なので、只々残虐にバンバン撃ち殺しあうと言うのではなく、人が人を想う大切さを実感してしんみりとした余韻を残す作品でした。

自分も歳とったからか「こう言う場所に住むのは大変だなぁ」とか、「あんなに泥だらけになって、乾いた後バリバリになって気持ち悪く無いのかな」など、ストーリーとは殆ど関係のない方面に心が揺れまくりましたがね。


主役のジェンマは勿論素敵なんですが、物語の前半部で彼と出会いその後の人生に深く関与する青年の役を印象的に演じたミゲル・ホゼがまたいいのよ。

美形は泥だらけになっても輝いてるのよね〜

そう、この作品結構泥とのシーンが多くて出演者達もさぞかし大変だった事でしょう。役者はホント体力勝負なんだねぇ。


美青年ミゲル・ホゼ演じるウィリーは途中で死んじゃいますが、その後出てくる彼の姉役のパオラ・ホゼがまた美しい。ミゲルの本当のお姉さんだそうですが、こんな美人なのに目立った芸能活動はしてなかったみたいね。残念。

因みにこの姉弟の母親は1947年度ミス・イタリアのルチア・ホゼ。「サスペリア」や「サテリコン」にも出てるんだって。見直さないとわからんが、機会が有れば観てみましょう、とっても美人だし。

残念な事に、ルチアさんは昨年新型コロナウイルスに罹患して亡くなってます。


お父さんは人気者の美形闘牛士。どう言う家庭だったのか、ぜひ映画にして見せて欲しいもんですよ。

ミゲルと言えばアルモドバル監督の「ハイヒール」でムチムチミニスカートにハイヒールでセクシーに歌ってる姿が忘れられません。アルモドバル監督も狙ってたんだろか?

「ハイヒール」の感想。
https://36711.diarynote.jp/202103021612239956/

ジェンマと言えば2013年10月1日に交通事故で惜しくも亡くなってしまいましたが、わしはジェンマって聞くとどうしても千葉真一が頭に浮かぶんですよ。

若い時、共に1964年東京オリンピックの体操選手に選ばれる為の努力を日々重ねていた2人で、共に怪我でその夢を断たれ、それから色々あってアクション俳優の道に………。

もし2人が事故に遭わないでオリンピックに出てたら、それはそれで良いライバルになったかも知れないし、その後は選手育成の指導者として活躍の場を移してたかもしれない。

そしたらわしらはマカロニウエスタンの貴公子に逢う事もなく、キーハンターや地獄拳の千葉ちゃんの活躍にウヒャウヒャ喜ぶ事も無かったのかも。

巡り合わせ・タイミングの妙を感じる。


それにジェンマが亡くなったのは2020年のオリンピックが東京に決定し、世界中に発表された僅か1ヶ月後のこと。

で、今オリパラが賛否両論の中開催されてる真っ最中にコロナで亡くなった千葉ちゃん。


んーーー。何も関係ないと言えばそうなのだろうし、なんらかの力が働いているのかもと思えばそうとも思えるし。


20代の2人が東京オリンピックの体操選手として活躍する姿を見たかったなぁ〜 

写真1 まだ初々しさの残るミゲル君
写真2 ブロマンスの香り漂う展開。いい感じだったのに……
写真3 ルチア・ホゼ 横にいるのはマルチェロだね

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