2021年 オーストラリア
監督 マーティン・ウィルソン
出演 カトリーナ・ボウデン 他
鮫の映画が好きでよく観るんだけど大抵はおバカ作品が殆どなので、まあお腹抱えて大笑いでいいんだけど、たまーに「えええ?」と驚く物に出会うとびっくりするのよ。
この作品もその中に入るよね。
短い時間でコンパクトに「海を侮ったらいかんぜよ」と教えてくれて、潜水した時の美しい絵も見せてくれる。(昔よく見た潜水ショーみたいに綺麗)
サメに襲われる話なので悲惨なのは当たり前なんだけど、今まで知らなかった日本人とオーストラリアの歴史まで知ることが出来ましたよ。
日本人による真珠貝搾取の歴史等々
https://nichigopress.jp/nichigo_news/goleaks/188419/
主要キャスト5人のうち2人が日系人で、その日本人祖父の話が気になって調べたら今まで知らなかった歴史を知ると言うおまけがつきました。
いゃー、映画ってホント良いですよね。
監督 マーティン・ウィルソン
出演 カトリーナ・ボウデン 他
鮫の映画が好きでよく観るんだけど大抵はおバカ作品が殆どなので、まあお腹抱えて大笑いでいいんだけど、たまーに「えええ?」と驚く物に出会うとびっくりするのよ。
この作品もその中に入るよね。
短い時間でコンパクトに「海を侮ったらいかんぜよ」と教えてくれて、潜水した時の美しい絵も見せてくれる。(昔よく見た潜水ショーみたいに綺麗)
サメに襲われる話なので悲惨なのは当たり前なんだけど、今まで知らなかった日本人とオーストラリアの歴史まで知ることが出来ましたよ。
日本人による真珠貝搾取の歴史等々
https://nichigopress.jp/nichigo_news/goleaks/188419/
主要キャスト5人のうち2人が日系人で、その日本人祖父の話が気になって調べたら今まで知らなかった歴史を知ると言うおまけがつきました。
いゃー、映画ってホント良いですよね。
マティアス&マキシム
2021年11月30日 映画
2019年 フランス/カナダ
監督・主演 グザヴィエ・ドラン
カナダの天才グザヴィエさんが、6年ぶりに監督と主演をやった力作。
とは言え肩肘張らずに観られますよ。
料理してる場面でキッコーマンのお醤油出てきてホッコリしちゃう。「ママこの味好きでしょう?」ってパスタにかけて和風スパにしてました。
「君の名前で僕を呼んで」に誘発されて作ったんだって。今まではどうしてもお母さんとの関係を描くのが多かったんだけど、少し心の中に動きが出たのか今回は自分の周りの人達も絡めて描いてて世界が少し広がった感じがします。特に友達とのやりとりが面白いし、みんないい奴ばかり。お母さん連中もとっても自然にしてて良き良き。
自然と言えば、自然に麻薬やらが有るのもお国柄なのかな?あのヤクとタバコとって言うのだけは「ウヘッ」と思いましたがね。
顔に赤いアザの有る美青年と、彼の幼馴染の秘めたる恋模様。自分の心に正直に生きるのは難しいね。結構周りの方が気が付いてたりするし。
グザヴィエ監督はタイの「2gether」観たかしら?絶対観たよね。
ブライトウィンの2人を使って何か作ってくれないかな?
つーか、この話タイでリメイクして欲しい。勿論ブライト君とウィンちゃんで。ブライト君は既に顔に目立つ傷あるし、ウィンちゃん元々良いうちの坊ちゃんでそう言う役似合うし。観たいわー。
って、結局話をそちらに持っていくあたりに、わしの病の重さがわかるのですわ。やばいよな………。
監督・主演 グザヴィエ・ドラン
カナダの天才グザヴィエさんが、6年ぶりに監督と主演をやった力作。
とは言え肩肘張らずに観られますよ。
料理してる場面でキッコーマンのお醤油出てきてホッコリしちゃう。「ママこの味好きでしょう?」ってパスタにかけて和風スパにしてました。
「君の名前で僕を呼んで」に誘発されて作ったんだって。今まではどうしてもお母さんとの関係を描くのが多かったんだけど、少し心の中に動きが出たのか今回は自分の周りの人達も絡めて描いてて世界が少し広がった感じがします。特に友達とのやりとりが面白いし、みんないい奴ばかり。お母さん連中もとっても自然にしてて良き良き。
自然と言えば、自然に麻薬やらが有るのもお国柄なのかな?あのヤクとタバコとって言うのだけは「ウヘッ」と思いましたがね。
顔に赤いアザの有る美青年と、彼の幼馴染の秘めたる恋模様。自分の心に正直に生きるのは難しいね。結構周りの方が気が付いてたりするし。
グザヴィエ監督はタイの「2gether」観たかしら?絶対観たよね。
ブライトウィンの2人を使って何か作ってくれないかな?
つーか、この話タイでリメイクして欲しい。勿論ブライト君とウィンちゃんで。ブライト君は既に顔に目立つ傷あるし、ウィンちゃん元々良いうちの坊ちゃんでそう言う役似合うし。観たいわー。
って、結局話をそちらに持っていくあたりに、わしの病の重さがわかるのですわ。やばいよな………。
2019年 ドイツ
監督・主演 誰だっけ?
とにかくもうそのままロックとスプラッターとエロの世界に浸るしか無い!
みんなバカだわー!こういうの大好き❤
暫く可愛い男の子達の可愛い声ばかり聴いていたので、久しぶりのスラッシュメタル?ヘビーなんとか?のハードなロックも耳心地よい良い。
このサントラどっかにないかしらん?
https://ttcg.jp/movie/0736200.html
監督・主演 誰だっけ?
とにかくもうそのままロックとスプラッターとエロの世界に浸るしか無い!
みんなバカだわー!こういうの大好き❤
暫く可愛い男の子達の可愛い声ばかり聴いていたので、久しぶりのスラッシュメタル?ヘビーなんとか?のハードなロックも耳心地よい良い。
このサントラどっかにないかしらん?
https://ttcg.jp/movie/0736200.html
2019年 カナダ
監督 トム・フィッツジェラルド
主演 ジャッキー・ウィーヴァー 他
小品ながら素敵な作品でした。
予定調和のハッピーエンドだけど、それで良くない?
この手の話って、ドロドロしたりゲロゲロしたり悲惨なものが多い中、なんとも爽やかに終わりますよ。最後もう大泣きするし。
今自分の置かれてる状態が良くないからこそ、こういうハッピーエンドが観たいのよ。
ああ、観て良かった!
特に母親役の役者良いね。
「女を殴る男を殺すのが夢」だとか「山に登るのは得意な方だ(困難は承知の上だよ)」とか心に刺さるセリフも各所に有りました。
特にぶっちゃけママの不倫相手に図らずもなっちゃう声の素敵なイケおじアンソニー・スコーディの「山に……」のセリフには痺れましたね。座右の銘にしたいと思います。
I’m not afraid heights
嫌な事が来ても、とにかく登るぞ!受けて立つぞ!逃げるもんか!と言う矜持を感じるオットコマエな台詞ですな。
ゲイボーイ達も皆んな可愛いし❤️ルーシー・リュー最高!
予告編
https://www.youtube.com/watch?v=rdwxil968tU
https://www.barks.jp/news/?id=1000197613
監督 トム・フィッツジェラルド
主演 ジャッキー・ウィーヴァー 他
小品ながら素敵な作品でした。
予定調和のハッピーエンドだけど、それで良くない?
この手の話って、ドロドロしたりゲロゲロしたり悲惨なものが多い中、なんとも爽やかに終わりますよ。最後もう大泣きするし。
今自分の置かれてる状態が良くないからこそ、こういうハッピーエンドが観たいのよ。
ああ、観て良かった!
特に母親役の役者良いね。
「女を殴る男を殺すのが夢」だとか「山に登るのは得意な方だ(困難は承知の上だよ)」とか心に刺さるセリフも各所に有りました。
特にぶっちゃけママの不倫相手に図らずもなっちゃう声の素敵なイケおじアンソニー・スコーディの「山に……」のセリフには痺れましたね。座右の銘にしたいと思います。
I’m not afraid heights
嫌な事が来ても、とにかく登るぞ!受けて立つぞ!逃げるもんか!と言う矜持を感じるオットコマエな台詞ですな。
ゲイボーイ達も皆んな可愛いし❤️ルーシー・リュー最高!
予告編
https://www.youtube.com/watch?v=rdwxil968tU
https://www.barks.jp/news/?id=1000197613
1964年 イタリア・スペイン・西ドイツ
監督 セルジオ・レオーネ
音楽 エンニオ・モリコーネ「さすらいの口笛」
主演 クリント・イーストウッド
最初に観たのは確か中学生の時で、日曜洋画劇場だったかな。
主役のお兄さんがカッコよかったよねー、「ローハイド」の人だも当たり前だよとか家でワイワイ言ってたかもね。
見直すと、この時34歳のクリントさんかわいい。
駆け出しの頃にアーサー・ルービンって言う監督に可愛がられて色々仕事を工面して貰ってたとか聞くけど、当時は周りの人たちも知ってて奥様も公認の仲だったとか……。可愛いもん、仕方ないのかな。
うーーーむ。
まさかこんな所で「2gether」的世界が展開してたとは、ホントにわしって要らぬ情報をなんで自ら引き寄せるんだかね。(恥)
長身でハンサムだもの、単にゲイの監督から特別な好意を持たれてただけかもしれないけどさ。
こっちを映画にして欲しいーーー!
クリントさんの役はヒュー・ジャックマン辺りでどうだろう?
ついでにアーサー・ルービン監督ってなに作ってたの?と調べたら、結構面白そうなのが有りますね。ツラツラと探して観てみたいな。
監督 セルジオ・レオーネ
音楽 エンニオ・モリコーネ「さすらいの口笛」
主演 クリント・イーストウッド
最初に観たのは確か中学生の時で、日曜洋画劇場だったかな。
主役のお兄さんがカッコよかったよねー、「ローハイド」の人だも当たり前だよとか家でワイワイ言ってたかもね。
見直すと、この時34歳のクリントさんかわいい。
駆け出しの頃にアーサー・ルービンって言う監督に可愛がられて色々仕事を工面して貰ってたとか聞くけど、当時は周りの人たちも知ってて奥様も公認の仲だったとか……。可愛いもん、仕方ないのかな。
うーーーむ。
まさかこんな所で「2gether」的世界が展開してたとは、ホントにわしって要らぬ情報をなんで自ら引き寄せるんだかね。(恥)
長身でハンサムだもの、単にゲイの監督から特別な好意を持たれてただけかもしれないけどさ。
こっちを映画にして欲しいーーー!
クリントさんの役はヒュー・ジャックマン辺りでどうだろう?
ついでにアーサー・ルービン監督ってなに作ってたの?と調べたら、結構面白そうなのが有りますね。ツラツラと探して観てみたいな。
1960年 アメリカ
監督 ジョン・スタージェス
ユル・ブリンナー スティーブ・マックイーン 他
何十年振りかで見直しましたが、殆ど忘れててやんなっちゃう。
初見の目で観てもさすが名作!面白かったー。
「風来坊」の意味を大人として噛み締めて、なんだかウルウルしてしまいました。
子供の頃は黒澤明の「七人の侍」のリメイクと言う色目で観てましたが、別物として観るとまた違った面白さが有りました。
この時代を担う勢いの有る、豪華で良いメンツ揃えてあるし。
でねー、久しぶりに観たユル・ブリンナーの鋭い眼差しを見て、タイのブライト君を思い出すわしの頭。かなり沼ってしまってますね。
そう言えばユル・ブリンナーはシャム(タイ)の王様役が当たり役だったよねぇとか思い出し、あの「王様と私」を撮影中にタイの美女といい仲になって産まれた子がブライト君の父親?とか彼の事務所から訴えられそうな妄想を抱いてしまいましたがな。やーねー。
そもそもタイ国では「王様と私」は王室不敬罪に当たる作品の為上映禁止になってるんだってね。知らなかったよ。
じゃあ、多くの人達は観たことすら無いの?
うーーん。あと10年位して貫禄出だした頃にブライト君がやったら素敵かなとか思ったけど、こりや無理だわな。
ああ、話がそれた(泣)
ユル・ブリンナーって父がスイスとモンゴルのハーフで、母がユダヤ系ロシア人。ひと口にスイスと言っても多民族国家だからどこの血がどれだけの割合で入ってるのか計り知れないし、子供の頃はフランスや中国に住んでたとか聞くと、もう1人万国博覧会みたいなお方。世の中にはそう言う人もいるんだねぇ。
あの素敵にミスティリアスな雰囲気と何物にも動じなそうな面構えって、もう内面からの発露としか思えません。
勝手に孫のように似てると思ってるブライト君も父がアメリカ(白人)とタイの混血で、母が中国とタイの混血のクォーター。アメリカ人とは言え、これもまたどこの血が濃いのか解らないし。
血は混ざれば混ざるほど、その子供は優秀で美しく強くなると聞くけどホントだよね。
こう言うのを知るにつれ、民族間で争う無意味さを痛感するよ。
スティーブ・マックイーンが抑えた演技で上手いこと女房役を保持してたのも、子供の頃には気がつかなかった事でした。
柱がユル・ブリンナーで、脇をスティーブ・マックイーンが固める。ああ、そうだったのかと、今頃色んなことに気がつきましたよ。
映画って、その年齢によっても見方が変わりますね♪
写真 味わい深いツーショット。
監督 ジョン・スタージェス
ユル・ブリンナー スティーブ・マックイーン 他
何十年振りかで見直しましたが、殆ど忘れててやんなっちゃう。
初見の目で観てもさすが名作!面白かったー。
「風来坊」の意味を大人として噛み締めて、なんだかウルウルしてしまいました。
子供の頃は黒澤明の「七人の侍」のリメイクと言う色目で観てましたが、別物として観るとまた違った面白さが有りました。
この時代を担う勢いの有る、豪華で良いメンツ揃えてあるし。
でねー、久しぶりに観たユル・ブリンナーの鋭い眼差しを見て、タイのブライト君を思い出すわしの頭。かなり沼ってしまってますね。
そう言えばユル・ブリンナーはシャム(タイ)の王様役が当たり役だったよねぇとか思い出し、あの「王様と私」を撮影中にタイの美女といい仲になって産まれた子がブライト君の父親?とか彼の事務所から訴えられそうな妄想を抱いてしまいましたがな。やーねー。
そもそもタイ国では「王様と私」は王室不敬罪に当たる作品の為上映禁止になってるんだってね。知らなかったよ。
じゃあ、多くの人達は観たことすら無いの?
うーーん。あと10年位して貫禄出だした頃にブライト君がやったら素敵かなとか思ったけど、こりや無理だわな。
ああ、話がそれた(泣)
ユル・ブリンナーって父がスイスとモンゴルのハーフで、母がユダヤ系ロシア人。ひと口にスイスと言っても多民族国家だからどこの血がどれだけの割合で入ってるのか計り知れないし、子供の頃はフランスや中国に住んでたとか聞くと、もう1人万国博覧会みたいなお方。世の中にはそう言う人もいるんだねぇ。
あの素敵にミスティリアスな雰囲気と何物にも動じなそうな面構えって、もう内面からの発露としか思えません。
勝手に孫のように似てると思ってるブライト君も父がアメリカ(白人)とタイの混血で、母が中国とタイの混血のクォーター。アメリカ人とは言え、これもまたどこの血が濃いのか解らないし。
血は混ざれば混ざるほど、その子供は優秀で美しく強くなると聞くけどホントだよね。
こう言うのを知るにつれ、民族間で争う無意味さを痛感するよ。
スティーブ・マックイーンが抑えた演技で上手いこと女房役を保持してたのも、子供の頃には気がつかなかった事でした。
柱がユル・ブリンナーで、脇をスティーブ・マックイーンが固める。ああ、そうだったのかと、今頃色んなことに気がつきましたよ。
映画って、その年齢によっても見方が変わりますね♪
写真 味わい深いツーショット。
2019年 キノフィルム
監督 オダギリジョー
柄本明 他
今年中にHDDの中で塩漬けされてる大量の映画を消化せねばとならぬとせっせセッセと観ております。
そんな中観たこの作品。オダギリジョー監督としか知らなくて見てたら、なーんかどっかで観た絵面。なんだこの懐かしい感じはと思いつつ見終わって知りましたがな。なんと撮影監督クリフストファー・ドイルだったのね〜(恥)
丁度美藤小姐の所で「花様年華」の話題が出てて懐かしくて、見直そうかなと思ってたんですよ。そしたら観たよドイルの絵を。
美しいわー。なんだろね、この人の感性。目に馴染むんだよね。
時代は大正から昭和辺りかな?変わりゆく地方の一風景と、そこで暮らす人々の営みとその変化を、まるで川のたゆたゆとした流れの様にしっとりゆっくり描き出していきます。
柄本明良いねぇ。それに意外な人が豪華に出演してて、見逃さない様にしないとなりません。
どこか初期のパゾリーニとかのイタリア映画を観てる気にもなりましたが、まぁ、そこはわしだけかもね。
ワダエミさんの衣装。そして静かに流れる曲、雨の音、足音、チンドンの音。
観てよかった〜。
監督 オダギリジョー
柄本明 他
今年中にHDDの中で塩漬けされてる大量の映画を消化せねばとならぬとせっせセッセと観ております。
そんな中観たこの作品。オダギリジョー監督としか知らなくて見てたら、なーんかどっかで観た絵面。なんだこの懐かしい感じはと思いつつ見終わって知りましたがな。なんと撮影監督クリフストファー・ドイルだったのね〜(恥)
丁度美藤小姐の所で「花様年華」の話題が出てて懐かしくて、見直そうかなと思ってたんですよ。そしたら観たよドイルの絵を。
美しいわー。なんだろね、この人の感性。目に馴染むんだよね。
時代は大正から昭和辺りかな?変わりゆく地方の一風景と、そこで暮らす人々の営みとその変化を、まるで川のたゆたゆとした流れの様にしっとりゆっくり描き出していきます。
柄本明良いねぇ。それに意外な人が豪華に出演してて、見逃さない様にしないとなりません。
どこか初期のパゾリーニとかのイタリア映画を観てる気にもなりましたが、まぁ、そこはわしだけかもね。
ワダエミさんの衣装。そして静かに流れる曲、雨の音、足音、チンドンの音。
観てよかった〜。
1988年 アメリカ
監督 ジョン・カーペンター
何故かソフトで持たないで、テレビで放映されると必ず観てしまう不思議な作品。
そして、見る度にこの物語と現実が近づいている事に恐怖を覚えてしまう。
アンドロメダ辺りから来た宇宙人が「お遊び」で地球人に富と権力を与えて奴隷とし、それらを拒否しシステムからはみ出てしまった真っ当な良心を持つ人々は貧困に喘ぎ、なんの救済もされなくなってしまった世界。
恐ろしいのは地球侵略と言うよりも、単なるゲームとして地球人の欲望を弄んでいる所。
監視ドローンが飛んでたり、Apple Watchみたいな形の通信機兼空間移動装置があったりして、映画館で初見した1980年代当時は本当にSFの世界だった設定が、2021年には色々具現化している恐ろしさ。
なーーんか気持ち悪いんだよね。
もしかして、この作品は予言?とか思ったり。
https://www.youtube.com/watch?v=le7oK-xHnMQ
そんな事ありませんように(悲願)
監督 ジョン・カーペンター
何故かソフトで持たないで、テレビで放映されると必ず観てしまう不思議な作品。
そして、見る度にこの物語と現実が近づいている事に恐怖を覚えてしまう。
アンドロメダ辺りから来た宇宙人が「お遊び」で地球人に富と権力を与えて奴隷とし、それらを拒否しシステムからはみ出てしまった真っ当な良心を持つ人々は貧困に喘ぎ、なんの救済もされなくなってしまった世界。
恐ろしいのは地球侵略と言うよりも、単なるゲームとして地球人の欲望を弄んでいる所。
監視ドローンが飛んでたり、Apple Watchみたいな形の通信機兼空間移動装置があったりして、映画館で初見した1980年代当時は本当にSFの世界だった設定が、2021年には色々具現化している恐ろしさ。
なーーんか気持ち悪いんだよね。
もしかして、この作品は予言?とか思ったり。
https://www.youtube.com/watch?v=le7oK-xHnMQ
そんな事ありませんように(悲願)
1968年 イタリア スペイン
監督 エンツォ・G・カステラーリ
主演 チャック・コナーズ
フランコ・チッティ 他
顔が、、、黒い。
知らなかったこの作品。デジタルリマスター版が出たからテレビで放映したんだろうか?しかし、何でデジタルリマスター化出来たんだ?
こんなにどんぱちやり合って、仲間を殺し合って、何が楽しかったんだろう。
この時代の作品って、観終わる前に虚しくなるのが多いよなぁ。
写真1 プロリーグ時代のチャックさん。好きだわー
写真2 イタリアのスタント一家のハンサムボーイ
アルベルト・デ・ラクア
写真3 いつも怪しいフランコ・チッティ
この作品の彼はなんか可愛い
監督 エンツォ・G・カステラーリ
主演 チャック・コナーズ
フランコ・チッティ 他
顔が、、、黒い。
知らなかったこの作品。デジタルリマスター版が出たからテレビで放映したんだろうか?しかし、何でデジタルリマスター化出来たんだ?
こんなにどんぱちやり合って、仲間を殺し合って、何が楽しかったんだろう。
この時代の作品って、観終わる前に虚しくなるのが多いよなぁ。
写真1 プロリーグ時代のチャックさん。好きだわー
写真2 イタリアのスタント一家のハンサムボーイ
アルベルト・デ・ラクア
写真3 いつも怪しいフランコ・チッティ
この作品の彼はなんか可愛い
ペイン・アンド・グローリー
2021年9月4日 映画 コメント (2)
2019年 スペイン
監督 ペドロ・アルモドバル
主演 アントニオ・バンデラス
世界中の映画祭でいろんな賞を受賞した傑作。アルモドバル監督も「これ作っておかないと!」と自身の人生からせっつかれたのかな?いいお話でしたよ。
実際の物語を織り交ぜながらのフィクション。だけど見る側は「こう言う事あったろうなぁ」とかついつい思いを馳せてしまいます。
この映画自体が監督を知ってたけど今は何処にいるのか判らない人に当てたラブレター。観て思わず「ああ!」って言いながら泣く人きっといるな、
いいねぇ、こういうの作れて。おまけにヒットするわ賞は獲るわ。
それもこれも、アルモドバル監督の積み上げた徳みたいなものかな?
監督のミューズ・アントニオが今回もいい味出してますよ。おじいちゃんなっても素敵❤️実際の本人はもっと若々しいんだけど、映画が始まってすぐの頃の満身創痍でヨレヨレしたじいさん風情から復活するまでの演じ分けがさすがに上手だよね〜
セットに使ったソファや絵なんかは、アルモドバル監督の私物が多く使われてるそうで、このセンス好きですわー。より自分に近い物を使う事で、それを見せたい人に当てたメッセージ性を感じる。その人今もお元気だといいね。
で、この中のキャストで「お!」っと思った青年エドゥアルド。まだ少年だった監督に字を教えてもらう役なんだけど、なんなのこの肉体美は?いくら左官だからって、身体綺麗過ぎだろう!?と調べたら、なんのことはない。
この子もアルモドバル監督の私物でしたよ。(照) いい子捕まえてるねぇ。アントニオはもう爺さんだし、若いエキスは誰にも必要。
深く納得。
お名前はCesar Vicente。カエサル・ヴィセンテって読むのかな?まだ日本に入ってくる映画の中では見つけられなかったんだけど、そのうち何かで(多分主にアルモドバル作品)で観られるかもね。ジョン・トラボルタを小粒にした様な可愛い顔してて、意外に小柄。綺麗な目をしています。
この美しい肉体を持つ美青年にパワーを貰って、と言うより吸って、更なる傑作を作るのかしら?楽しみだね〜。
観終わってしばし号泣致しました。なんだよう、泣かされちゃったよー!
写真1 出演者達。みんな楽しそう。
写真2 映画のワンシーンを描いた絵の前で喜んでる。
写真3 個人的に「この人ホンモノのゲイだな」と感じたシーン。
監督 ペドロ・アルモドバル
主演 アントニオ・バンデラス
世界中の映画祭でいろんな賞を受賞した傑作。アルモドバル監督も「これ作っておかないと!」と自身の人生からせっつかれたのかな?いいお話でしたよ。
実際の物語を織り交ぜながらのフィクション。だけど見る側は「こう言う事あったろうなぁ」とかついつい思いを馳せてしまいます。
この映画自体が監督を知ってたけど今は何処にいるのか判らない人に当てたラブレター。観て思わず「ああ!」って言いながら泣く人きっといるな、
いいねぇ、こういうの作れて。おまけにヒットするわ賞は獲るわ。
それもこれも、アルモドバル監督の積み上げた徳みたいなものかな?
監督のミューズ・アントニオが今回もいい味出してますよ。おじいちゃんなっても素敵❤️実際の本人はもっと若々しいんだけど、映画が始まってすぐの頃の満身創痍でヨレヨレしたじいさん風情から復活するまでの演じ分けがさすがに上手だよね〜
セットに使ったソファや絵なんかは、アルモドバル監督の私物が多く使われてるそうで、このセンス好きですわー。より自分に近い物を使う事で、それを見せたい人に当てたメッセージ性を感じる。その人今もお元気だといいね。
で、この中のキャストで「お!」っと思った青年エドゥアルド。まだ少年だった監督に字を教えてもらう役なんだけど、なんなのこの肉体美は?いくら左官だからって、身体綺麗過ぎだろう!?と調べたら、なんのことはない。
この子もアルモドバル監督の私物でしたよ。(照) いい子捕まえてるねぇ。アントニオはもう爺さんだし、若いエキスは誰にも必要。
深く納得。
お名前はCesar Vicente。カエサル・ヴィセンテって読むのかな?まだ日本に入ってくる映画の中では見つけられなかったんだけど、そのうち何かで(多分主にアルモドバル作品)で観られるかもね。ジョン・トラボルタを小粒にした様な可愛い顔してて、意外に小柄。綺麗な目をしています。
この美しい肉体を持つ美青年にパワーを貰って、と言うより吸って、更なる傑作を作るのかしら?楽しみだね〜。
観終わってしばし号泣致しました。なんだよう、泣かされちゃったよー!
写真1 出演者達。みんな楽しそう。
写真2 映画のワンシーンを描いた絵の前で喜んでる。
写真3 個人的に「この人ホンモノのゲイだな」と感じたシーン。
カリフォルニア ジェンマの復讐の用心棒
2021年8月30日 映画
1977年 イタリア
監督 ミケーレ・ルーポ
主演 ジュリアーノ・ジェンマ
去年テレ東で深夜枠にやってた吹き替え版を録画したまま放置してて、やっと観ましたよ。
結論、いい話!佳作!
マカロニウエスタンも下火になった頃の作品なので、只々残虐にバンバン撃ち殺しあうと言うのではなく、人が人を想う大切さを実感してしんみりとした余韻を残す作品でした。
自分も歳とったからか「こう言う場所に住むのは大変だなぁ」とか、「あんなに泥だらけになって、乾いた後バリバリになって気持ち悪く無いのかな」など、ストーリーとは殆ど関係のない方面に心が揺れまくりましたがね。
主役のジェンマは勿論素敵なんですが、物語の前半部で彼と出会いその後の人生に深く関与する青年の役を印象的に演じたミゲル・ホゼがまたいいのよ。
美形は泥だらけになっても輝いてるのよね〜
そう、この作品結構泥とのシーンが多くて出演者達もさぞかし大変だった事でしょう。役者はホント体力勝負なんだねぇ。
美青年ミゲル・ホゼ演じるウィリーは途中で死んじゃいますが、その後出てくる彼の姉役のパオラ・ホゼがまた美しい。ミゲルの本当のお姉さんだそうですが、こんな美人なのに目立った芸能活動はしてなかったみたいね。残念。
因みにこの姉弟の母親は1947年度ミス・イタリアのルチア・ホゼ。「サスペリア」や「サテリコン」にも出てるんだって。見直さないとわからんが、機会が有れば観てみましょう、とっても美人だし。
残念な事に、ルチアさんは昨年新型コロナウイルスに罹患して亡くなってます。
お父さんは人気者の美形闘牛士。どう言う家庭だったのか、ぜひ映画にして見せて欲しいもんですよ。
ミゲルと言えばアルモドバル監督の「ハイヒール」でムチムチミニスカートにハイヒールでセクシーに歌ってる姿が忘れられません。アルモドバル監督も狙ってたんだろか?
「ハイヒール」の感想。
https://36711.diarynote.jp/202103021612239956/
ジェンマと言えば2013年10月1日に交通事故で惜しくも亡くなってしまいましたが、わしはジェンマって聞くとどうしても千葉真一が頭に浮かぶんですよ。
若い時、共に1964年東京オリンピックの体操選手に選ばれる為の努力を日々重ねていた2人で、共に怪我でその夢を断たれ、それから色々あってアクション俳優の道に………。
もし2人が事故に遭わないでオリンピックに出てたら、それはそれで良いライバルになったかも知れないし、その後は選手育成の指導者として活躍の場を移してたかもしれない。
そしたらわしらはマカロニウエスタンの貴公子に逢う事もなく、キーハンターや地獄拳の千葉ちゃんの活躍にウヒャウヒャ喜ぶ事も無かったのかも。
巡り合わせ・タイミングの妙を感じる。
それにジェンマが亡くなったのは2020年のオリンピックが東京に決定し、世界中に発表された僅か1ヶ月後のこと。
で、今オリパラが賛否両論の中開催されてる真っ最中にコロナで亡くなった千葉ちゃん。
んーーー。何も関係ないと言えばそうなのだろうし、なんらかの力が働いているのかもと思えばそうとも思えるし。
20代の2人が東京オリンピックの体操選手として活躍する姿を見たかったなぁ〜
写真1 まだ初々しさの残るミゲル君
写真2 ブロマンスの香り漂う展開。いい感じだったのに……
写真3 ルチア・ホゼ 横にいるのはマルチェロだね
監督 ミケーレ・ルーポ
主演 ジュリアーノ・ジェンマ
去年テレ東で深夜枠にやってた吹き替え版を録画したまま放置してて、やっと観ましたよ。
結論、いい話!佳作!
マカロニウエスタンも下火になった頃の作品なので、只々残虐にバンバン撃ち殺しあうと言うのではなく、人が人を想う大切さを実感してしんみりとした余韻を残す作品でした。
自分も歳とったからか「こう言う場所に住むのは大変だなぁ」とか、「あんなに泥だらけになって、乾いた後バリバリになって気持ち悪く無いのかな」など、ストーリーとは殆ど関係のない方面に心が揺れまくりましたがね。
主役のジェンマは勿論素敵なんですが、物語の前半部で彼と出会いその後の人生に深く関与する青年の役を印象的に演じたミゲル・ホゼがまたいいのよ。
美形は泥だらけになっても輝いてるのよね〜
そう、この作品結構泥とのシーンが多くて出演者達もさぞかし大変だった事でしょう。役者はホント体力勝負なんだねぇ。
美青年ミゲル・ホゼ演じるウィリーは途中で死んじゃいますが、その後出てくる彼の姉役のパオラ・ホゼがまた美しい。ミゲルの本当のお姉さんだそうですが、こんな美人なのに目立った芸能活動はしてなかったみたいね。残念。
因みにこの姉弟の母親は1947年度ミス・イタリアのルチア・ホゼ。「サスペリア」や「サテリコン」にも出てるんだって。見直さないとわからんが、機会が有れば観てみましょう、とっても美人だし。
残念な事に、ルチアさんは昨年新型コロナウイルスに罹患して亡くなってます。
お父さんは人気者の美形闘牛士。どう言う家庭だったのか、ぜひ映画にして見せて欲しいもんですよ。
ミゲルと言えばアルモドバル監督の「ハイヒール」でムチムチミニスカートにハイヒールでセクシーに歌ってる姿が忘れられません。アルモドバル監督も狙ってたんだろか?
「ハイヒール」の感想。
https://36711.diarynote.jp/202103021612239956/
ジェンマと言えば2013年10月1日に交通事故で惜しくも亡くなってしまいましたが、わしはジェンマって聞くとどうしても千葉真一が頭に浮かぶんですよ。
若い時、共に1964年東京オリンピックの体操選手に選ばれる為の努力を日々重ねていた2人で、共に怪我でその夢を断たれ、それから色々あってアクション俳優の道に………。
もし2人が事故に遭わないでオリンピックに出てたら、それはそれで良いライバルになったかも知れないし、その後は選手育成の指導者として活躍の場を移してたかもしれない。
そしたらわしらはマカロニウエスタンの貴公子に逢う事もなく、キーハンターや地獄拳の千葉ちゃんの活躍にウヒャウヒャ喜ぶ事も無かったのかも。
巡り合わせ・タイミングの妙を感じる。
それにジェンマが亡くなったのは2020年のオリンピックが東京に決定し、世界中に発表された僅か1ヶ月後のこと。
で、今オリパラが賛否両論の中開催されてる真っ最中にコロナで亡くなった千葉ちゃん。
んーーー。何も関係ないと言えばそうなのだろうし、なんらかの力が働いているのかもと思えばそうとも思えるし。
20代の2人が東京オリンピックの体操選手として活躍する姿を見たかったなぁ〜
写真1 まだ初々しさの残るミゲル君
写真2 ブロマンスの香り漂う展開。いい感じだったのに……
写真3 ルチア・ホゼ 横にいるのはマルチェロだね
日本人を全て殺してもオリンピックはやらなければならんのか?放送せねばならんのか!?
2021年6月26日 映画
アメリカの拝金主義ここに極まれりだ。
そんな時、アメリカで大コケしたと言うアン・リー監督の「ビリー・リンの永遠の一日」を観る。去年録画してたものだけど何故か見る機会が無くて今日になりましが、やはり今観るべき作品でした。
わしゃ声を大にして言う。今こそ日本人がお家に集まって家族みんなで観るべきです。小説が手に入れば読むべきです。(と言う私ゃまだ未読ですが)
2016年製作のこの作品はベン・ファウンテンと言う1958年生まれの人が書いた小説を原作にしています。実話では有りませんが、同じ年の作者の言いたい事は痛いほど解ります。と言うかわかる気がします。
無意味な戦争に駆り出され心身を病み、必死で戦った姿がヒーローとして祭り上げられメディアの食い物にされる姿に、今まさに日本で行われている世紀の馬鹿騒ぎを見るようですよ。
オリンピックについては流石にアメリカの人達も声を上げてるそうです。↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/11254a7574d0e0fd07857b80b59aa76f4677142c
この作品の中で印象的に提示される「2週間」と言うキーワードも、暗にオリンピックを想起させて不気味です。
内容的にはショー・ビジネスやメディアに関わっているアメリカの富裕層が1番見たく無いアメリカの姿でも有りますから、大コケしたのも判ります。失敗作としてそれこそ永遠にお蔵入りしてしまいたいでしょうね。本当に良くこの作品に資本出してくれた人達がいたよなぁ。
この中でヒーロー物語として映画化される話が持ち上がるんだけど、最終的に金額ではなく製作陣の考え方に反発して流れてしまうのを「中国資本だって良い!」とかクリス・タッカーに言わせてるのがおかしい。
で、結局台湾資本で映画化されましたね。小説と現実が緩やかに繋がって不思議な感じもしますよ。
日本では2017年当時公開が決定されていたにも関わらず、中止になってしまったとか。
なんで?って、どこから圧力かかったか、なんとなくわかる。
それ程出来の良い作品で、アン・リー監督はこう言う話しでは決して失敗しませんね。
色んな映画の中で聞かれる「I Love You」と言う言葉が、これ程響いたのも珍しい。
本来は重い重い言葉なんだよね。
そんな時、アメリカで大コケしたと言うアン・リー監督の「ビリー・リンの永遠の一日」を観る。去年録画してたものだけど何故か見る機会が無くて今日になりましが、やはり今観るべき作品でした。
わしゃ声を大にして言う。今こそ日本人がお家に集まって家族みんなで観るべきです。小説が手に入れば読むべきです。(と言う私ゃまだ未読ですが)
2016年製作のこの作品はベン・ファウンテンと言う1958年生まれの人が書いた小説を原作にしています。実話では有りませんが、同じ年の作者の言いたい事は痛いほど解ります。と言うかわかる気がします。
無意味な戦争に駆り出され心身を病み、必死で戦った姿がヒーローとして祭り上げられメディアの食い物にされる姿に、今まさに日本で行われている世紀の馬鹿騒ぎを見るようですよ。
オリンピックについては流石にアメリカの人達も声を上げてるそうです。↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/11254a7574d0e0fd07857b80b59aa76f4677142c
この作品の中で印象的に提示される「2週間」と言うキーワードも、暗にオリンピックを想起させて不気味です。
内容的にはショー・ビジネスやメディアに関わっているアメリカの富裕層が1番見たく無いアメリカの姿でも有りますから、大コケしたのも判ります。失敗作としてそれこそ永遠にお蔵入りしてしまいたいでしょうね。本当に良くこの作品に資本出してくれた人達がいたよなぁ。
この中でヒーロー物語として映画化される話が持ち上がるんだけど、最終的に金額ではなく製作陣の考え方に反発して流れてしまうのを「中国資本だって良い!」とかクリス・タッカーに言わせてるのがおかしい。
で、結局台湾資本で映画化されましたね。小説と現実が緩やかに繋がって不思議な感じもしますよ。
日本では2017年当時公開が決定されていたにも関わらず、中止になってしまったとか。
なんで?って、どこから圧力かかったか、なんとなくわかる。
それ程出来の良い作品で、アン・リー監督はこう言う話しでは決して失敗しませんね。
色んな映画の中で聞かれる「I Love You」と言う言葉が、これ程響いたのも珍しい。
本来は重い重い言葉なんだよね。
アンダー・ザ・シルバー・レイク
2021年6月5日 映画
2018年 アメリカ
監督 ディビッド・ロバート・ミッチェル
アンドリュー・ガーフィールド 他
犬!殺したのはだーーれ?
謎だらけで終わるので、結果収集が付かない。印象としては「キャンディ」1969年(だっけ?)っぽい画面とお話でけっして嫌いでは無いですが。
大きな夢を持って地方からハリウッドに出てきたであろう青年は、本当はなんの仕事してるんだ?映画関係者に何人か知り合いがいるけど、役者?裏方?
結局最後まで分からずじまいです。
こうなると考えつくのは「映画が始まって約30分過ぎたあたりで隣の家を覗き見してたらうっかり野生のスカンクをびっくりさせてしまい、この世のものとは思えない位くっさーい分泌物をかけられた主人公が、生死の境を彷徨いながら見た悪夢」
で、全てが説明出来るかな?と。
ラストは、いつもオッパイプラプラさせながらベランダにいたお向かいのお姉さん家に魂がふらりと寄り付いて、空き巣に入られて殺されてしまった(その前にスカンクの匂いで半死状態だったので、軽くとどめを刺されただけだが)自分の姿を観ている。
うーーん。いいかも。
なーーんかね、変な薬やってますよ的展開で、明らかに「夢物語」の描き方なんだよね。ホラーにしようか、ミステリーの謎解きにしようか迷って、結局全ては観る方任せ。
こういうの、1番好きです。
これ観てると、ハリウッドの周りって危ない変な人が多いのね。とか、あんなに綺麗な人達が大勢いて、世界中に夢を運ぶ映画の都が実はいつも何となくスカンクのオナラ臭いがしてる、とか。
知らなくていい事を沢山知る事が出来ました。
そう言えばスカンクのオナラ(本当は分泌液)の匂いって「玉葱やニンニクが焦げて腐った様な臭い」との記事を読みました。と言う事は、年がら年中「家系ラーメン大盛り」や「ホルモン焼き大蒜盛り盛り」などを食べてる体重3桁のオッサンのオナラや体臭みたいなもん?嗅いだ事無いけど。
つーか、嗅ぎたくも無いですが。
そいでもって、この作品の大部分をその臭いと共に行動してる主人公なんですが、3日ぐらいして臭いが薄れてきたあたりでベッドを共にした女性から「パチュリの香り?」って訊かれるのよね。
へぇーー。スモーキーでエキゾチックな大地を感じさせる(らしい)香りは、もしかしたらスカンクのオナラを薄めた臭いと似てるのか?
確かに、人を惑わすいい香りにはすこーしの変な臭い混ぜないと完成しないと聞いた事あるしなぁ。
そこは、笑所か?
主人公が憧れる女性をエルビス・プレスリーの孫娘ライリー・キーオがやってたり、金持セレブや有名人達で亡くなった人達は実は生きてて別の人生を送ってると言う都市伝説やら、宇宙人や未来人のメッセージが暗号になってヒット曲に隠されている等々のオタクネタ満載で飽きません。
が、最後に頭に来ます。
なんなんだーーー!ってね。
まっ、WOWOWで観たから笑えるんだけどね〜
それから、ジェレミー・ボブ演じるドラキュラ伯爵を彷彿とさせるソングライターの件は考えさせられました。
彼がただ仕事で作った作品に、勝手な解釈をつけて「自分の為の曲だ」と思い込む人のなんと多い事か。一種の依存。だけど世に出した作品って、みんなそういう使命を知らずに持っちゃうもんなんだよね。
作者が好むと好まざるとに限らず。
あのシーン好きだな。
あれは監督やら作り手側の重要なメッセージかもね。
そして更に想う。
このコロナ禍で外出禁止令が出た所で、自分ちの中を歩くだけで運動不足解消しちゃう人達って多いのねー。
家がデカい。プールが有る。門から坂を1キロ位歩かないと母家に着かない。
ねぇ、そう言うセレブはさ、もっとお金回して頂戴よ!
豪華なシェルターに入って美女と安楽死とかやってんじゃねーよ!
と。
実際既にそう言う商売有りそうで、余計になんとも腹立たしい。
写真1 プレスリーの孫娘。美人さん。
写真2 何となく気になったデビン・カワオカさん。
写真3 O嬢の物語のラストを思い出した。歩き方がホラーしてる。
監督 ディビッド・ロバート・ミッチェル
アンドリュー・ガーフィールド 他
犬!殺したのはだーーれ?
謎だらけで終わるので、結果収集が付かない。印象としては「キャンディ」1969年(だっけ?)っぽい画面とお話でけっして嫌いでは無いですが。
大きな夢を持って地方からハリウッドに出てきたであろう青年は、本当はなんの仕事してるんだ?映画関係者に何人か知り合いがいるけど、役者?裏方?
結局最後まで分からずじまいです。
こうなると考えつくのは「映画が始まって約30分過ぎたあたりで隣の家を覗き見してたらうっかり野生のスカンクをびっくりさせてしまい、この世のものとは思えない位くっさーい分泌物をかけられた主人公が、生死の境を彷徨いながら見た悪夢」
で、全てが説明出来るかな?と。
ラストは、いつもオッパイプラプラさせながらベランダにいたお向かいのお姉さん家に魂がふらりと寄り付いて、空き巣に入られて殺されてしまった(その前にスカンクの匂いで半死状態だったので、軽くとどめを刺されただけだが)自分の姿を観ている。
うーーん。いいかも。
なーーんかね、変な薬やってますよ的展開で、明らかに「夢物語」の描き方なんだよね。ホラーにしようか、ミステリーの謎解きにしようか迷って、結局全ては観る方任せ。
こういうの、1番好きです。
これ観てると、ハリウッドの周りって危ない変な人が多いのね。とか、あんなに綺麗な人達が大勢いて、世界中に夢を運ぶ映画の都が実はいつも何となくスカンクのオナラ臭いがしてる、とか。
知らなくていい事を沢山知る事が出来ました。
そう言えばスカンクのオナラ(本当は分泌液)の匂いって「玉葱やニンニクが焦げて腐った様な臭い」との記事を読みました。と言う事は、年がら年中「家系ラーメン大盛り」や「ホルモン焼き大蒜盛り盛り」などを食べてる体重3桁のオッサンのオナラや体臭みたいなもん?嗅いだ事無いけど。
つーか、嗅ぎたくも無いですが。
そいでもって、この作品の大部分をその臭いと共に行動してる主人公なんですが、3日ぐらいして臭いが薄れてきたあたりでベッドを共にした女性から「パチュリの香り?」って訊かれるのよね。
へぇーー。スモーキーでエキゾチックな大地を感じさせる(らしい)香りは、もしかしたらスカンクのオナラを薄めた臭いと似てるのか?
確かに、人を惑わすいい香りにはすこーしの変な臭い混ぜないと完成しないと聞いた事あるしなぁ。
そこは、笑所か?
主人公が憧れる女性をエルビス・プレスリーの孫娘ライリー・キーオがやってたり、金持セレブや有名人達で亡くなった人達は実は生きてて別の人生を送ってると言う都市伝説やら、宇宙人や未来人のメッセージが暗号になってヒット曲に隠されている等々のオタクネタ満載で飽きません。
が、最後に頭に来ます。
なんなんだーーー!ってね。
まっ、WOWOWで観たから笑えるんだけどね〜
それから、ジェレミー・ボブ演じるドラキュラ伯爵を彷彿とさせるソングライターの件は考えさせられました。
彼がただ仕事で作った作品に、勝手な解釈をつけて「自分の為の曲だ」と思い込む人のなんと多い事か。一種の依存。だけど世に出した作品って、みんなそういう使命を知らずに持っちゃうもんなんだよね。
作者が好むと好まざるとに限らず。
あのシーン好きだな。
あれは監督やら作り手側の重要なメッセージかもね。
そして更に想う。
このコロナ禍で外出禁止令が出た所で、自分ちの中を歩くだけで運動不足解消しちゃう人達って多いのねー。
家がデカい。プールが有る。門から坂を1キロ位歩かないと母家に着かない。
ねぇ、そう言うセレブはさ、もっとお金回して頂戴よ!
豪華なシェルターに入って美女と安楽死とかやってんじゃねーよ!
と。
実際既にそう言う商売有りそうで、余計になんとも腹立たしい。
写真1 プレスリーの孫娘。美人さん。
写真2 何となく気になったデビン・カワオカさん。
写真3 O嬢の物語のラストを思い出した。歩き方がホラーしてる。
2018年 フランス/中国
監督 賈樟柯(ジャン・ジャクー)
趙濤(チャオ・タオ)
廖凡(リャオ・ファン)
20年近くに及ぶひと組の男女の葛藤。
愛。
劇中使われる歌「有多少愛可以重來」(少しでも愛があれば、また戻って来る事は出来るよ)
うーーーん。キツいわー。
色んな意味で「覆水盆に返らず」。前を向いて行くしかない。
この中で三峡ダムに沈む村が出て来るシーンがある。無理矢理移住させられる人達の姿がドキュメンタリーの様に映されるけど、あれは実写?
チャオ・タオさんは、こういう殺伐とした風景の中で一際輝く不思議な女優だ。
女はずっと思い続けたけど、この男にとってその愛は重荷にしかならなかった。のか?男が最後に取った行動こそが、女に対する愛の形だったのだろうか。
うーーん。意固地だなぁ。
劇中使われた「有多少愛可以重來」の香港で流行った広東語版の方。歌ってるのはフェイ・ウォン。
https://www.youtube.com/watch?v=vvXT2q_2HO4
原題は「江湖兒女」渡世の女
英題は「Ash is purest white」灰は純白
なのに、なぜ邦題は「帰れない二人」
うん。確かにそりゃ帰れないや。
監督 賈樟柯(ジャン・ジャクー)
趙濤(チャオ・タオ)
廖凡(リャオ・ファン)
20年近くに及ぶひと組の男女の葛藤。
愛。
劇中使われる歌「有多少愛可以重來」(少しでも愛があれば、また戻って来る事は出来るよ)
うーーーん。キツいわー。
色んな意味で「覆水盆に返らず」。前を向いて行くしかない。
この中で三峡ダムに沈む村が出て来るシーンがある。無理矢理移住させられる人達の姿がドキュメンタリーの様に映されるけど、あれは実写?
チャオ・タオさんは、こういう殺伐とした風景の中で一際輝く不思議な女優だ。
女はずっと思い続けたけど、この男にとってその愛は重荷にしかならなかった。のか?男が最後に取った行動こそが、女に対する愛の形だったのだろうか。
うーーん。意固地だなぁ。
劇中使われた「有多少愛可以重來」の香港で流行った広東語版の方。歌ってるのはフェイ・ウォン。
https://www.youtube.com/watch?v=vvXT2q_2HO4
原題は「江湖兒女」渡世の女
英題は「Ash is purest white」灰は純白
なのに、なぜ邦題は「帰れない二人」
うん。確かにそりゃ帰れないや。
2019年 アメリカ/イギリス
監督 デクスター・フィッチャー
タロン・エガート
ジェイミー・ベル
エルトン・ジョンは昔からあまり好きではなかった。へんにピリピリした顔してて、小太りでなんだかなぁと。
だけど「僕の歌は君の歌」と「クロコダイル・ロック」「黄昏のレンガ路」は好きでよくくちずさんでたなぁ。
そうそう、この映画観て「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」は最初邦題の方で呼ばれてた事を思い出しました。「ユァ・ソング」もね。(笑)
長めだけど、引き込まれてしまいますよ。誰の身にも起こってる事柄だし、人間の成長に欠かせない「気づき」をうまい具合に可視化してくれてるし。
それに、なぜエルトンからあんなにピリピリした雰囲気を感じたのかも、よーーーく判りましたさ。これじゃあピリピリするよ。つーか、自分の子供時代を観てるようでしたよ。
主演のタロンが本当に似てるんだけど、子役がビックリするくらいソックリ!これ、エルトン自身驚いたんじゃないかな。
それと「リトル・ダンサー」の可愛い男の子ジェイミー・ベルがスッカリ大人になって、でも相変わらずの美形のままだったので嬉しかったり、ロン・ハワード監督の娘ブライス・ダラス・ハワードが気の毒な母親役好演してて、そこら辺も見応えが有りました。
わし自身の親もそうだけど、戦争中に楽しい事を殆ど全部奪われて生きなきゃならなかった多くの人達が親になった時に犯した間違いを糾弾するのでは無く、理解して、魂を救済する話に迄持って行けたら、もっと良かったなぁと思います。
ながーーーくなるだろうが………。
溢れるほどの才能をもって生まれた我が子を、怖いと思ったんだよね。この親達は。
制御出来ないなら、全てを否定して潰して仕舞えと。
残酷だけど、これも人のサガ。
潰されかけながら、なんとか自分の本当の心を見つけ出して、立ち直れた。
よかったね〜。よく本当の自分を見つけられました。
………。死にかけて、見つけて、生き返る。
そのシーンは、本当に美しかった。
そんで持って、観てる方も気がつくんだよね。
本当の答えは、全部彼の初期の歌に書かれていたと。
それこそ「オズの魔法使」そのもの!
♪じーーんせいって、ふしぎーなものでーすねぇ♫
写真 死の淵で、心の奥に閉じ込めていた柔らかくて壊れやすい本当の自分に
気がつく場面。キチンと無事な状態で保護されてたのに涙が出ましたわい。
監督 デクスター・フィッチャー
タロン・エガート
ジェイミー・ベル
エルトン・ジョンは昔からあまり好きではなかった。へんにピリピリした顔してて、小太りでなんだかなぁと。
だけど「僕の歌は君の歌」と「クロコダイル・ロック」「黄昏のレンガ路」は好きでよくくちずさんでたなぁ。
そうそう、この映画観て「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」は最初邦題の方で呼ばれてた事を思い出しました。「ユァ・ソング」もね。(笑)
長めだけど、引き込まれてしまいますよ。誰の身にも起こってる事柄だし、人間の成長に欠かせない「気づき」をうまい具合に可視化してくれてるし。
それに、なぜエルトンからあんなにピリピリした雰囲気を感じたのかも、よーーーく判りましたさ。これじゃあピリピリするよ。つーか、自分の子供時代を観てるようでしたよ。
主演のタロンが本当に似てるんだけど、子役がビックリするくらいソックリ!これ、エルトン自身驚いたんじゃないかな。
それと「リトル・ダンサー」の可愛い男の子ジェイミー・ベルがスッカリ大人になって、でも相変わらずの美形のままだったので嬉しかったり、ロン・ハワード監督の娘ブライス・ダラス・ハワードが気の毒な母親役好演してて、そこら辺も見応えが有りました。
わし自身の親もそうだけど、戦争中に楽しい事を殆ど全部奪われて生きなきゃならなかった多くの人達が親になった時に犯した間違いを糾弾するのでは無く、理解して、魂を救済する話に迄持って行けたら、もっと良かったなぁと思います。
ながーーーくなるだろうが………。
溢れるほどの才能をもって生まれた我が子を、怖いと思ったんだよね。この親達は。
制御出来ないなら、全てを否定して潰して仕舞えと。
残酷だけど、これも人のサガ。
潰されかけながら、なんとか自分の本当の心を見つけ出して、立ち直れた。
よかったね〜。よく本当の自分を見つけられました。
………。死にかけて、見つけて、生き返る。
そのシーンは、本当に美しかった。
そんで持って、観てる方も気がつくんだよね。
本当の答えは、全部彼の初期の歌に書かれていたと。
それこそ「オズの魔法使」そのもの!
♪じーーんせいって、ふしぎーなものでーすねぇ♫
写真 死の淵で、心の奥に閉じ込めていた柔らかくて壊れやすい本当の自分に
気がつく場面。キチンと無事な状態で保護されてたのに涙が出ましたわい。
ホワイト・ストーム2/掃毒2 天地対決
2021年5月22日 映画
2019年 香港
監督 ハーマン・ヤウ(邱禮濤)
アンディ・ラウ(劉德華)
ルイス・クー(古天樂)
タイと香港をつなぐ白い粉ルートの壊滅を目指して作られたシリーズの2本目。
とは言ってもテーマが同じ別の物語なので、全作の続編では有りません。(多分)
前作の「1」の監督はベニー・チャン(陳木勝)。わしゃ未見ですが、粗筋読むとタイが舞台みたいね。タイガブタイ。お、韻を踏んだぞ♬
タイ、だよねタイ。昔から香港映画に出てくるタイはこれだよ。世界一危険な黄金の三角地帯に絡む犯罪の巣窟バンコック。今わしがハマってる美少年達がキャラキャラ楽しそうにしてる大学や寮もこの街に有るんだけど、全くの別世界。
だけどこれもタイですタイ♪
救いなのは、この作品の最後に展開される明るい未来への願い。巨額のお金を稼ぐ人は、こういう風に使ってねと言う切実なメッセージにも見えて来る。
話しは面白いです。さすが頭が切れて職人のハーマン・ヤウ監督が、訳あって袖を分かちた義兄弟の葛藤を手堅くまとめてくれてます。時間も程よいし。
で、お金の使い方でびっくりしたのがラスト15分位から展開されるカーチェイス。
金持ってるなー。どんなお金持ちに出させたんだろう、どこからかき集めたんだろうと思っちまいますが、そんな所も話題になったのか大ヒットしたのできっと回収出来たんでしょうねと言う成績も見られましたよ。
何が凄いって、CGじゃ無いんですよ。
思わず「えええええええーーー!」と叫んじゃいました、わし。
良く知ってる場所だけに、ほんとびっくり!
地元民なんて、もっとびっくりしたと思う。
駅1つ作ったんですと。実物大のセットを。
それも田舎の小さな駅じゃなく、セントラル(中環)と言うスターフェリー乗り場や行政本部の置かれたビルやらが有る大きな駅。観光ガイドなんかでよく聞くピークトラムの駅にも、この駅を降りてバスに乗ると早いです。
それ見るだけでも良かったなと思いましたわー!
だけど、そのセットって、やっぱりシャンハイのあの場所に作ったのかしらん?それはちょっとわかりませんでした。
写真1 ポスター。みんな悪い顔♪
写真2・3 セントラル駅じゃー!エキストラも命懸け。
監督 ハーマン・ヤウ(邱禮濤)
アンディ・ラウ(劉德華)
ルイス・クー(古天樂)
タイと香港をつなぐ白い粉ルートの壊滅を目指して作られたシリーズの2本目。
とは言ってもテーマが同じ別の物語なので、全作の続編では有りません。(多分)
前作の「1」の監督はベニー・チャン(陳木勝)。わしゃ未見ですが、粗筋読むとタイが舞台みたいね。タイガブタイ。お、韻を踏んだぞ♬
タイ、だよねタイ。昔から香港映画に出てくるタイはこれだよ。世界一危険な黄金の三角地帯に絡む犯罪の巣窟バンコック。今わしがハマってる美少年達がキャラキャラ楽しそうにしてる大学や寮もこの街に有るんだけど、全くの別世界。
だけどこれもタイですタイ♪
救いなのは、この作品の最後に展開される明るい未来への願い。巨額のお金を稼ぐ人は、こういう風に使ってねと言う切実なメッセージにも見えて来る。
話しは面白いです。さすが頭が切れて職人のハーマン・ヤウ監督が、訳あって袖を分かちた義兄弟の葛藤を手堅くまとめてくれてます。時間も程よいし。
で、お金の使い方でびっくりしたのがラスト15分位から展開されるカーチェイス。
金持ってるなー。どんなお金持ちに出させたんだろう、どこからかき集めたんだろうと思っちまいますが、そんな所も話題になったのか大ヒットしたのできっと回収出来たんでしょうねと言う成績も見られましたよ。
何が凄いって、CGじゃ無いんですよ。
思わず「えええええええーーー!」と叫んじゃいました、わし。
良く知ってる場所だけに、ほんとびっくり!
地元民なんて、もっとびっくりしたと思う。
駅1つ作ったんですと。実物大のセットを。
それも田舎の小さな駅じゃなく、セントラル(中環)と言うスターフェリー乗り場や行政本部の置かれたビルやらが有る大きな駅。観光ガイドなんかでよく聞くピークトラムの駅にも、この駅を降りてバスに乗ると早いです。
それ見るだけでも良かったなと思いましたわー!
だけど、そのセットって、やっぱりシャンハイのあの場所に作ったのかしらん?それはちょっとわかりませんでした。
写真1 ポスター。みんな悪い顔♪
写真2・3 セントラル駅じゃー!エキストラも命懸け。
2017年 中国/フランス
監督 シャルル・ド・モー
范冰冰(ファン・ビンビン)
メルヴィル・プポー
18世紀清の乾隆帝の時代に生きたフランス人宣教師兼画家と、皇帝の第二夫人との秘められたロマンス。
と言えばなんだか抑圧された濃厚なエロスやらを連想させるけど、なーーんか違うー。
違うんだよ!
んーーー。ファン・ビンビンは綺麗だし、フランス人画家役のメルヴィルさんも問題なく良い役者なんだが、なんか違う。
ぶっちゃけエロくない。
で、モデルになった人達を調べてみたよ。
そしたら、こう言うロマンスも本当にあったか無かったか分からないらしい。それならそれでいいじゃん!フィクションならもっと濃厚に描こうよ。なぜそれが出来ないか!?
衣装もロケ地も文句ないのに、なんだろーね?
演出の不手際?中共の要らん干渉?
で、実際の第二夫人の輝發那拉又は烏刺那拉さんはどんなお人だったのかと言うと、皇帝の怒りを買って生涯冷遇処置の挙句に使用人並みの葬儀をされて、皇帝とは違う墓地に埋葬されたとか。
死んでも憎いって、一体何があったのさ?
記録には「髪を切り怒りを買う」とある。昔から髪の一部を切って死んだ人の墓に「お供」させる習慣があって、まだわしゃ死んでないのに何しゃがるとなったらしい。
昔のことなのでわからないけど、皇帝がウイグルのお姫様に入れ上げたから嫉妬に狂ったとかの話も有る。でも元々そんな姫はいないとか、さすが情報錯綜の中国史。
色んな話におひれがついて、こんなロマンス話も出来たのかもね。
ならもっと、もっと悲恋にもっと濃厚に仕上げてほしかったわ〜
ベルトリッチ監督なら、きっとそうした。(妄想)
写真1 綺麗なビンビン姐。
写真2 実際のウラナラさんらしい。
写真3 フランス人画家が描いた実際の絵。
敵国ジュンガル帝国の君主ダワチ。
生き生きしてて、微笑んでるのが不思議。なんでこんなに素敵な微笑み?
監督 シャルル・ド・モー
范冰冰(ファン・ビンビン)
メルヴィル・プポー
18世紀清の乾隆帝の時代に生きたフランス人宣教師兼画家と、皇帝の第二夫人との秘められたロマンス。
と言えばなんだか抑圧された濃厚なエロスやらを連想させるけど、なーーんか違うー。
違うんだよ!
んーーー。ファン・ビンビンは綺麗だし、フランス人画家役のメルヴィルさんも問題なく良い役者なんだが、なんか違う。
ぶっちゃけエロくない。
で、モデルになった人達を調べてみたよ。
そしたら、こう言うロマンスも本当にあったか無かったか分からないらしい。それならそれでいいじゃん!フィクションならもっと濃厚に描こうよ。なぜそれが出来ないか!?
衣装もロケ地も文句ないのに、なんだろーね?
演出の不手際?中共の要らん干渉?
で、実際の第二夫人の輝發那拉又は烏刺那拉さんはどんなお人だったのかと言うと、皇帝の怒りを買って生涯冷遇処置の挙句に使用人並みの葬儀をされて、皇帝とは違う墓地に埋葬されたとか。
死んでも憎いって、一体何があったのさ?
記録には「髪を切り怒りを買う」とある。昔から髪の一部を切って死んだ人の墓に「お供」させる習慣があって、まだわしゃ死んでないのに何しゃがるとなったらしい。
昔のことなのでわからないけど、皇帝がウイグルのお姫様に入れ上げたから嫉妬に狂ったとかの話も有る。でも元々そんな姫はいないとか、さすが情報錯綜の中国史。
色んな話におひれがついて、こんなロマンス話も出来たのかもね。
ならもっと、もっと悲恋にもっと濃厚に仕上げてほしかったわ〜
ベルトリッチ監督なら、きっとそうした。(妄想)
写真1 綺麗なビンビン姐。
写真2 実際のウラナラさんらしい。
写真3 フランス人画家が描いた実際の絵。
敵国ジュンガル帝国の君主ダワチ。
生き生きしてて、微笑んでるのが不思議。なんでこんなに素敵な微笑み?
1960年 韓国
監督 キム・ギヨン
ええええええーー!
こわかですよ。
朝鮮戦争やら男尊女卑的習慣やら、まだまだ発展途上国だった市民の貧しい生活とか、欲とか男とか女とか。
もうね、本当に怖い。ホラーじゃ無いけどある意味ホラーだし。
実際日本でも幾つかこんな事件が有っただけに、こんな精神状態になってしまう人達を笑えない。
ああ、恐ろしい。
写真1 タイトルは漢字
写真2 己の欲に飲まれる男
写真3 壇蜜みたいな妖しい魅力の女
監督 キム・ギヨン
ええええええーー!
こわかですよ。
朝鮮戦争やら男尊女卑的習慣やら、まだまだ発展途上国だった市民の貧しい生活とか、欲とか男とか女とか。
もうね、本当に怖い。ホラーじゃ無いけどある意味ホラーだし。
実際日本でも幾つかこんな事件が有っただけに、こんな精神状態になってしまう人達を笑えない。
ああ、恐ろしい。
写真1 タイトルは漢字
写真2 己の欲に飲まれる男
写真3 壇蜜みたいな妖しい魅力の女
ハード・ナイト/沈黙的証人
2021年5月14日 映画
2019年 中国 香港
監督 レニー・ハーリン(雷尼哈林)
ニック・チョン(張家輝)
リッチー・レン(任賢斎)
リッチーーーーーー!えーー!悪役ーーー!?
知らなかったわー!って、わし本当にファンなのかしらー!?
えーー!悪役ーー!悪い奴ーー!?
「ダイハード2」のレニー・ハーリンだよね?うひゃん!
まぁ、観て損はないと思いますよ。映画的に娯楽作(かなり色んな意味で痛いが)としてまとまってるし、時間も適切だし。
でも、リッチーー!元々岸谷五朗に似てるよなぁと思ってたけど、悪役やっても良く似てるよ。
今夜は目なおしに「星願」見ようかしら。で、泣こう。
監督 レニー・ハーリン(雷尼哈林)
ニック・チョン(張家輝)
リッチー・レン(任賢斎)
リッチーーーーーー!えーー!悪役ーーー!?
知らなかったわー!って、わし本当にファンなのかしらー!?
えーー!悪役ーー!悪い奴ーー!?
「ダイハード2」のレニー・ハーリンだよね?うひゃん!
まぁ、観て損はないと思いますよ。映画的に娯楽作(かなり色んな意味で痛いが)としてまとまってるし、時間も適切だし。
でも、リッチーー!元々岸谷五朗に似てるよなぁと思ってたけど、悪役やっても良く似てるよ。
今夜は目なおしに「星願」見ようかしら。で、泣こう。