若者のすべて

2004年5月19日 映画
あまり何かを言いたくない。

ただ見て欲しい。もし、「何か」を知りたいと思うのなら。

この作品が心に響かないのなら、まだ自分が「そこ」にたどり着く道にさえ立っていないというだけの事。

いつかまた、めぐり合えたときに見れば良い。

それだけだ。

子供の頃からアラン・ドロンのファンだったのに、ヴィスコンティ好きだったのに、何故かこの名作と縁が無くて見逃していた。

もしかしたら一度は観ているのかも知れないが、忘れているという事は、その頃はまだ「知る」準備もなかったという事だろう。

最近、昔好きだったものに帰っている。

音楽や映画や、考え方や、付き合う人々などが、昔の、一番自分らしくいられた頃のものに。

生きていく中で、少しずつ変化しながらも、変わらないものがある。

結局の所、それこそが、自分の居場所なんだと判った訳だ。

自分の居場所は、外の世界ではなく、自分の心の中にあったんだと。

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