洞窟オジさん―荒野の43年 平成最強のホームレス驚愕の全サバイバルを語る

2016年1月2日

お正月。

昨年録画してたHDDを観続ける観正月。(バカ)

今日は中村蒼君が出ると言うのでとっておいたNHKの4回シリーズ「洞窟おじさん完全版」を、一気見しました。

良かったわ〜。

で、シミジミと自分の記憶力の低下に愕然としましたよ。
このお話は実話で、確かニュースにもなった筈なのに、うっすらボンヤリとしか覚えてないのよ。凄くビックリした筈なのにねぇ。

なんでだろうと考えてみたら、この時期大阪のボンボン先生が急逝されたり義妹の事で心身が落ち着かなかったりと、私事で大変な時期でもあったんですわな。


で、11年も経ってからようやくこの方の物語が心の中に入って来ました。

ドラマに出演している全ての役者達の名演も見所なんだけど、なんと言うか、物凄くデジャブを感じるこの景色は一体全体何だんべ?と思ってたら、知ってる場所が数多く舞台になってたんですね。

時代的にも自分の子供時代と重なってて、あの頃本当に山で生活している人が居たのねと、衝撃を受けましたよ。

実際噂にもなってたし。

今から考えるとUMAだよね。

熊の毛皮着て山の中で暮らしてる男がいる。

キノコ狩りした人達が見かけたとか、熊の肉を買ったとか。

あの頃は、この現代にそんな人いるわきゃねーよと大笑いしてたけど。

ああ、あの噂は本当だったんだ。

すみません、今頃気がついて。


彼には兄弟が何人かいたらしく、まだ存命なら当然このドラマを見たり本を読んだりする機会も有ったかも知れないね。どんな思いで観たんだろうか。


そう言えば、社会復帰をするにあたり調べてみたらそれらしい戸籍が見つからなかったらしい。中学まで行ってたのなら当然あるべきものだと思うけど、彼の親兄弟の人生がどんなものだったのかも知りたい気がする。

40年以上過酷なサバイバル人生を送り、老年になって拠り所を得る。

本当に、人生には何が起きるか判らないもんだね。

でも良かった。

ドラマの最後に映るご本人の穏やかな笑顔が全てを物語ってるようです。


そのうち気が向いたら、彼の作ったブルーベリージャムを買いに行こうかな〜。

本人とリリーさんの対談記事⬇︎
http://www.news-postseven.com/archives/20150929_353423.html

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